筋力不足が腰痛の原因の場合
筋力不足によって腰の痛みが出ているのなら、筋力を増やす努力が必要です。
多くの場合は、筋力の無さが直接腰に痛みを出しているのではなく、筋肉の出せる力が足りないことで、正しい動き方ができなくなって、腰への負担が大きくなって、結果として腰痛になっています。
必要な筋力が足りないというのは生活習慣の結果です
人の身体は正しく身体を動かせば、正しく筋肉が付くようにできています。
そのため、正しく呼吸をすれば腰を支えるための筋肉である腹横筋が鍛えられます。
また、正しく歩けばお尻や太ももの裏など腰を支えるのに重要な筋肉が鍛えられます。
慢性腰痛持ちの人は、呼吸と歩行に使うべき筋肉を使っていません。
そのために腰が不安定になって腰痛になっています。
筋力不足の腰痛かをチェックする
整体院で腰を治してもらって、その場では痛みは取れても、数日すればまた痛みだすような場合は、筋力不足によって腰に負担が大きくなっていることが疑われます。
呼吸と歩き方のチェックをすると、筋力不足のせいで腰痛になっているのかチェックすることができます。しかし呼吸も歩行も無意識でおこなっているため、そもそも正しい呼吸、正しい歩き方がどういうものなのかが分からなくなってしまっているはずです。
そんな場合は、呼吸するための筋肉、歩くための筋肉で腰痛に関係が不快ものを、単体ごとにしっかり力を込めて力こぶを作ることができるかチェックすると良いです。
足の指をギュッと握りしめて拳を作ることができるか
片足でつま先立ちをして安定してたてるか
壁に寄りかかったまま、へその位置をずらさずに片足立ちができるか
下腹を凹ませながら息を吐ききることができるか、そしてそのときに腰にしっかり力が入るかどうか
筋力不足で腰痛になっている場合は、最低でもこの4つの項目ができるようになれば、腰痛でどうにもならないは抜け出すことができると思います。