100kmを歩くために、スピードを身に着けよう!
競歩で100㎞を歩いてサブ10(10時間切り)をするのは
トップ選手であればそれほど難しいことではありません。
20㎞くらいであれば4’/㎞(時速15㎞)で歩く訳です。
そうなると5’/㎞(時速12㎞)だと1㎞で1分遅くていい訳です。
これはかなり遅いです。
そして、6’/㎞(時速10㎞)となると、
何とか進んでいる…という感覚でしょう。
このことは、
でも書いています。
競歩選手の100㎞への挑戦にあたってトレーニングは、
選手はそれほど長い練習は多くしません。
正確に言うと1度に歩く距離自体は長くはありません。
それでも、なぜ10時間を切ることができたのか?
それは絶対スピードを上げることです。(自身の最高速度を速くする)
そうすれば、スピードも上がり
結果、いつも歩いていたペースが遅く感じられるのでスタミナも持ちます。
スピード対策はスタミナ向上にもつながるのです。
100㎞を指導をしている皆さんにも必ず絶対スピードの向上を
トレーニングを勧めています。
速さは、スタミナを生む。
ただ長い距離を歩く
山道など足場の険しい場所を歩く
などなど、
陸上競技のトレーニングメニュー作り方の考え方を
知らないと練習の幅もどうしても狭くなります
スピードをつけるには、様々な種類のトレーニングがあり
インターバル・坂道ダッシュ・ビルドアップ・ウェーブ歩などなど
それぞれで、スピード練習と言っても目的が変わってきます
それに、スピードが出せても
それが「走っている」ように見えてはいけません
100㎞ウォーカーの皆さんもまだまだ記録は向上すると思います。