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一般のランナー・ウォーカーがトップアスリートから《学んだ方が良い理由》《学ぶべきではない理由》

何か習い事をしようと思う時

その道のトップになった経験がある人から

学んでみたい、というのは当然でしょう


マラソンで言えば大迫選手(マラソン日本記録保持者)

競歩やウォーキングなら鈴木雄介選手(世界陸上金メダル)

やはり、最速で走る・歩く技術を学びたい

その経験や技術を学びたい、誰もが思うことです


トップアスリートに学ぶのは、一定のリスクがあります

それは、トップアスリートは「応用力」に長けているからです

つまり、基本的なことをベースに

自分に合った技術やトレーニング方法を開発します

そして、その方法が万人に受けるとは限ません。


競技スポーツでエビデンス(科学的実証)は通用しません

10人中たった2名であっても確実に1位になれる練習方法が

確立した時点で、そのエビデンスは崩壊します

1位はたった独りしかなれないからです。



1位になれる・速くなれる練習方法をトップアスリートは

実証しているかもしれませんが、それが皆さんに通用する

という訳ではないからです。

トップアスリートの方法を一般的なランナーやウォーカーが

実践しようとしたところでうまくいくとは限らないのです。


しかし、

結果を残せたトップアスリートには、やはりそれなりの理由があります

結果を残せなかった選手にもそれなりの理由があります。


厳しいようですが、結果を残せなかった選手には

残せなかったなりの理由があります

環境的な理由(続けられる経済力とか、実業団が無くなったとか)

は、仕方ないにせよ

怪我が多かった

指導者に恵まれなかった

など、いろいろな理由があると思いますが

それは、結果を残せたトップ選手とて同じことです


怪我に悩まずに長く選手を出来る選手はいません

怪我などの課題に、技術的にも、トレーニング的にも。

そして、悔しい想いをしたことのないトップアスリートもいません

大迫選手ならMGCの敗退

鈴木選手も怪我による長期離脱


肉体的にも、精神的にも、大きな課題に直面し

解決し、結果に消化させているのです。


ですから、結果を残せなかった選手より

トップアスリートに学ぶ方が、多くのものを得られるの可能性が高いのは

間違いありません。


ただ、トレーニングのコーチングで一番重要なのは

実績だけではありません。

「伝える力」

今回は、「伝える力」がテーマではないので別の機会にしたいと思います。





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