スポーツというフィルターを通してみる「正しい歩き方」とは?
オリンピックに行くと様々な競技種目の選手や
いろいろな国の人とすれ違いします。
つい「職業病」というか、人の歩く姿は観察してしまうのですが
人種によって歩き方に変わりがあるかと言えば・・・
ありません。
みなさん、必ずどちらかの足が地面に接地し、歩幅の広い狭いはありますが
歩き方に大きな差はありません。
ただ、見ていると明らかに歩き方が違うと思う人がいます。
それは、国籍とか人種とかでなく
その人がやっているスポーツによって、歩き方に大きな違いがあります。
これは見ていると本当に興味深いです
サッカー選手の歩き方は、特徴的です。
O脚気味で重心が下がっていて少し蟹股。
これは競技特性として、トップスピードで止まる
急な左右への方向転換がある、ということから
自然にそういう歩き方になったのだと、思われます。
ベッカム(元プロ選手)も、メッシ(バルセロナ)もそうでした。
二人とも実際に歩いているところを見たことがありますが、
同じ歩き方でした
体操選手の歩き方は、「つま先」着地。
ジャンプをするという前提がそうさせているのでしょう。
すり足が基本の柔道選手の歩き方も独特でした。
目的によって「正しい歩き方」は変わります
=目的が変われば、同じことをしていても方法は変わる=
皆さんは、どんな目的のために「歩き」ますか?
それによって、「正しい歩き方」は変わってくるのです。