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花咲く再生紙 ーシードペーパーのこと

ワランスのNatural dye Collectionについている丸いタグは、「シードペーパー」という再生紙を使っています。

シードペーパーは、紙ゴミとなった古紙を再生し、さまざまなお花の種を漉き込んだ環境にやさしいリサイクルペーパーです。
ハンドメイドで作られる風合い豊かなこの紙は、ひと晩水につけて土に埋めると、数日で発芽し、やがてお花を咲かせます。
紙の部分は徐々に分解され、数ヶ月で土に還ります。

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ロゴやコンセプトのリニューアルを進めていた頃、タグもただの紙として捨てられてしまうようなものじゃなく、なにか素敵なサイクルを生み出せるものはないかな?と探していたときに出会ったのがこのシードペーパーでした。

もともとコロラド州ボウルダーの、当時20代だった若者たちが、町からあふれる紙ゴミをリユースしようと1995年に事業を立ち上げたことから生まれたそうです。

「地球のことを考えた新しいスタンダードの一つ。それは廃棄を減らし、資源を再生すること。身の回りから緑を増やすこと。オフィスや家庭の古紙が、花咲くシードペーパーとして生まれ変わり、花を咲かせ、やがて土に還ります。」

持続性のあるものづくりと、紙からお花が咲くなんて!という純粋な驚き、そして植物で染めた草木染めという自然の恵みのつながりを感じて、Natural dye collectionにはシードペーパーを使ったタグを付けることにしました。


数種類のお花の種が漉き込まれたシードぺーパーは春蒔き、秋蒔きが可能です。ベランダや部屋の中でスタートできます。
種はランダムに漉き込まれているので、どんな花が咲くか楽しみにしながらぜひ育ててみてください。


シードペーパーの育て方

シードぺーパーの育て方はとっても簡単な3ステップです。

1. 一晩、水にひたし、種に水分を含ませます
2. 5〜10mmほど土に埋め、上から軽く押さえます。
3. 乾かさないように水やりをすると、5〜10日ほどで発芽します。

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蒔き時

◯春
4月〜5月(梅雨まで)
がおすすめ
梅雨になると芽が出ても雨で流されたりしてしまう場合があります。

◯秋
9月〜11月
寒くなると芽が出ても花が咲きにくい場合がある
11月下旬に植えて芽が出なくても、あったかくなった頃に出たりします。

基本的に穏やかな気候がおすすめです!


花の種類

シードペーパーにすき込んであるお花はランダム!どんな花が咲くかな?と待っている時間もわくわくして楽しいのです。

・Five Spot, Nemophila maculata - ネモフィラファイブスポット
・Candytuft, Iberis umbellate - キャンディタフト
・Baby Blue Eyes, Nemophila menziesii - ネモフィラベビーブルーアイ(ルリカラクサ)
・Wallflower, Cheiranthus allionii - ウォールフラワー(ニオイアラセイトウ)
・Scarlet flax, Linum grandiflorum - ブルーフラックス(亜麻)
・Sweet William Pinks, Dianthus barbatus - ヒゲナデシコ
・Zinnia, Zinnia elegans - 百日草
・Corn Poppy, Papaver rhoeas - ひなげし
・Spurred snapdragon, linaria maroccana - キンギョソウ
・Catchfly, silene armeria - 虫取りナデシコ
・English Daisy, bellis Perennis - イングリッシュデイジー
・Black-eyed Susan, rudbeckia hirta - ルドベキアヒルタ
・Forget-Me-Not, Myosotis sylvatica - わすれな草
※種は季節によって若干異なることがございます。

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実際にスタッフが育てていて、かわいらしいお花が咲きました!


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芽が出て花が咲く、その先のより良い未来を想像して…



シードペーパーのサイトでもう育て方や紙のこと、少し詳しい説明が掲載されているので、ぜひそちらもご覧ください。


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