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ボーカルレコーディング前日に考えたこと
よいしょ
わきゅうです
あしたボーカルのレコーディングです
声帯ポリープを自認したままのレックはこれを最後にしたいです。とはいえ、現在の自分の状態もまた代替できない自分自身だと思っています。声帯についたでこぼこは、左目が二重で右目が一重の自分の顔と同じ、隠しても仕方のない、パーソナリティーの一部でもあると言えると
このパーソナリティーで、全力を尽くすから、面白いことが起こるんじゃん。と、ポリープついてる俺の歌聴いてくれよって気分です。
と、気持ちは至極前向きなのですが、2週間くらい前に楽器のレコーディングがあった際に、時間が余ったので少し歌録りをしたんですよね。今回録る曲には裏声でロングトーンのパートがあるのですが、どうやっても歌えなかったんですよね。歌声って、日によって調子があるから、そんな日もあるかあ〜くらいに思ったけど、レコーディング当日に歌えない!ってのは初めてだったのも事実で。明日はどれくらい歌えるのかな、そんな憂いも歌に込められたらなあと思います。
どちらかといえばボロボロの状態でレックを迎えるわけですが、手は尽くしたいです。あした、スタジオでのお守りにもなると思います。声を出すために大事なことを以下にまとめていきたいなあと思います。
舌の体操
メニュー:
口を閉じて舌を右と左に10周ずつ
ベロ十字体操
メモ:
準備運動みたいなもので、
口内が温まって唾液がでる
呼吸: 横隔膜ストレッチ
鼻から深く、音が出るくらい深く空気を取り込む
舌を大きく出して、素早く上半身を膨らませたり凹ませたりする(ドッグブレス)
肘を頭の後ろにやり、天に向ける。余った手で肘を反対側に引っ張る。それに合わせて深く鼻呼吸する。(横隔膜周りがのびるように)
リンパ流し: 耳
耳をもむ、畳んだりする
耳裏からリンパを鎖骨に向けて流す
上半身があたたまる
バーピー(歌に思い切りが足りない時は)
全身運動ならなんでもいい
緊張をほぐすためにハードに身体を動かしてみる
医療(風)器具や、ものに頼る
喉ミスト(本格的なやつじゃなくていい、気休めだから)
ボスミン 喉の腫れにきくらしい。病院でもらった。中身アドレナリンらしい(?)
チルアウト(飲み物) これは私のジンクスドリンク。これを飲むと重心が落ちて歌いやすい、気がする。
大真面目に神頼み
苛烈な自我の徒然なるままに振り回し、振り回された20代に神頼みなんて 言ったら笑われてしまいそうですが、なんとなく、守りたいものが増えて、肉体的なピークと引き換えに精神的な成熟の足音を聴いていると、自分以外の何者かを拠り所にしてみるのもまた面白いと思えたりするんですよね。そして最後の最後に、同じだけ努力した人間と自分の間には祈った時間の僅かな、確かな差があったりするもんなんです。日が出ているころ、家路を急ぐ足を諫めて神社に寄り道して手を合わせると、清らかな気持ちになれる。
おまけ: 声に感情を乗せるとは、うまく歌うことじゃないんだよ
歌を一生懸命歌っていると、音程とかリズムとか、なんとなく原始的に歌いたい!と思ったその時の感情から遠いところで戦ってしまうことがある。作品として残すなら、これには結構気をつけたい。歌にも当然、喜怒哀楽がある。というか、歌という行為の原始的なところには自分自身の感情がある。(はず)
孤独な声、頼もしい声、甘えた声、、、自分にしっくりくる表現の手段がこれからも増えていくといいな。