【2024年総括】不安を煽る情報は「全無視」2025年に向けた長期継続投資
2024年も残すところあと少し。みなさん2024年はどんな年だったでしょうか?この記事を読みながらでも少しだけ振り返って、来年にいい感じでつなげていただければ嬉しいです。
わたしにとって、2024年は転機の年となりました。ねっからネガティブ、後天的に身に着けたポジティブ人間のわたし。いつもは「できてないこと」「未達の目標」にばかり目を向けてしまうのは私自身でも嫌いな性格。
でも、振り返ってみるとこんないいこともあった。と思えるのも事実です。
ざっと書いてみますと…
人生で初めて投資によるインカムゲインが生活費を上回った
あるビジネスで単月目標売上を3月に到達できた
投資資産総額が約20%増え過去最高に
投資関係だと上記の3つがメインでそのほかにもいろいろと転機となる年になりました。文字にしてみると俯瞰して自分を見ることができるのでおすすめ。
今回は「情報」の取り扱い方について。
ネットニュースや、テレビ、新聞などで株価や投資に関するニュースが目につきます。特に投資に関心のある方にはそういったニュースが配信される仕組みになっているので特に目につき、タイトルだけ読んでも不安になることが多いかもしれません。
「〇〇ストラテジスト」やら「経済アナリスト」、「大学教授」や「民間のコンサルタント」などなど、著名人が相場について予想する内容が多く見受けられます。
株を持っていたら来年は株が下がると言われたら気になりますし、売った方がいいのかな?と煽られますよね。それが著名人ならなおさら。
為替にしても同様。FXで米ドルを保有していたとして、来年は円高必死、130円になるかも!?なんて記事を見たらドルを持っていたらヤバいかも?売っちゃおうか?と思ってしまいます。
わたしのスタンスは「全無視」の一択。
彼らの言うことは「当たる事」もあれば「外れることもある」からです。
当たっときは鬼の首を取ったように主張しますが、外れたときはスルーしておしまい。そんな記事の内容があなたの投資判断を左右する価値があるとは思えません。全無視がベストです。
情報を全無視するのがベストな理由
わたしのnote記事を読んで頂ければわかるのですが、短い期間での売り買いをするスキャルピングを除いて、ほとんどの投資は長期投資です。
どんな投資先でも上下を繰り返し、今つけている価格は2度目、3度目、同じ価格にもどってくるという信念のもと長期投資をしています。
そういったスタンスで投資をしているときに、来月は上がるとか、下がるとか、来年は上がるとか下がるとか、そういったスパンで投資を考えていないというのが「全無視」の理由。そんなわけで、よくある投資に関する予想記事を読んだからと言って、不安になることもないし、あなたの売り買い判断に影響を与えなくて大丈夫です。
情報として「まあ、そういった考え方をする人がいる」というくらいに留めています。
不安を煽る情報を目にしたときの捉え方
不安を煽る情報を目にしたときどういった捉え方をしているか?お伝えします。「全無視が正解」と今のわたしは思っています。
イメージは嵐の中で振り回される人と家の一番中央でじっと嵐を過ぎるのを待っている人の後者になる選択。
米ドルをロングで保有していた時に、来年は円高になって130円になるという記事を見たとき、わたしなら「買い下がるチャンス到来かな」と考えます。こういった記事は少し円高に振れたときによく目にする記事で、相場に乗っかって書いているどうでもいい記事と思ってください。(わたしの場合タイトルを見てスルー)
トランプ2.0になって、2025年の為替相場がどうなるか??なんて誰にもわからない。それが真実ではないでしょうか?将来の相場は誰にも分らない、というところから「何ができるのか?」を考えてみましょう。
「将来の相場はわからない」が正解
1日先、1週間先、1ヶ月先の相場なんて誰にもわからない。
1年先、10年先のことだったらもっとわからない。
そこからスタートしてみるのがわたしの投資思想(←大げさ!?)です。
わからないなかで何ができるのか?
上がっている相場の時は買えば利益が出る状態なので不安はありません。
問題は下がっているときの考え方。買ったらマイナスが膨らみ、さらに買うとさらにマイナスが膨らんでいく。ただ、その投資対象が買った時の価格に戻る事があるのであれば、買い下がるチャンスと考えます。
米ドル/円を事例に考えてみましょう。
今日157円付近をうろうろしていますが、この価格が高いのか安いのかを判断するよりも少し考えて頂きたいことがあります。今後10年、20年先まで160円に一度も到達しないと思いますか?過去5年のチャートを見てみましょう。
歴史的に見たらチャートでもおわかりの通り、通常に比べて歴史的円安相場です。3年~4年前はふつうに110円/ドル程度だったのも今では懐かしい感じすらします。そこで今後どうなるか?を予想するのではなく、6月29日に160.88円/ドルを付けましたが、その価格を将来もう二度とつけない理由があるのか?二度とつけないこともありえますが、二度、三度付ける方が自然とわたしは考えます。
わたしは1度つけた価格は2度付けると考えているので、ロング一択。
そこに迷いはありません。下がっても「買い」一択。
買い下がることが出来るチャンスと捉えます。
お金があったらなにをする??
長期投資を継続する目標の1つがインカムゲインを生活費以上にすることでしたが、その目標が2024年、今年叶いました。
だからと言ってこの長期投資を止めることはありません。
為替は変動しますし、金利(スワップ)も変動するので、少なくても生活費の2倍を目指そうと思っているからです。
そこで、自分自身のなかで湧いてきた疑問。
「いつになったらお金の不安はなくなるの??」「どこまで到達したらゴール?」という疑問。
生活費を超えたらお金の不安は消えると思ってましたが、不安は減ったけどゼロになるわけではありませんでした。
それじゃ、生活費の2倍、5倍、10倍になったら消えるか?と聞かれたら確実に消えるわけではないでしょう。
人間のお金に対する欲は際限がない。それがよくわかった1年でもありました。
あなたはお金が欲しいだけ手に入ったとして、何をしたいですか?
あなたが一日稼ぎたい金額を投資で得られると仮定しましょう。
その金額はいくらですか?
1万円?3万円?10万円?
人によりその額はさまざまでしょうが、その金額、満額をインカムゲインで得られるようになったらあなたは何をしたいですか?
豪遊する、遊び三昧、ミ
シュランのお店を予約しまくって飲み食い三昧の日々を過ごす。いろいろな人がいると思いますが、その暮らしはもしかすると今でもできるのでは?
365日の1日だけでも、その夢の暮らしは出来ませんか?
1日が無理なら半日なら出来そうではありませんか?
そうだとしたら、その夢の生活を「やってみる」ことをおすすめします。
近づいて、実践してみることで「見える景色」が変わってくるからです。
実際に体験してみて、思ったのと違ったとか、思ったほど楽しくなかったとなるかもしれませんし、おもったよりもずっと魅力的だったとエネルギーがさらに増す理由になるかもしれません。
お金がある人=幸せな人じゃない
当たり前、と思われるかもしれませんが、お金があるから幸せになれるわけではありません。逆にお金がなくても幸せな人はいます。
わたしが目指すのは「お金があって」かつ「未知の経験に貪欲なチャレンジャー」になること。お金を持って、増やしていくことに幸せを感じる人もいるかもしれませんが、私はそのお金を使って未知の体験をしたい(車や日立派な家を持つことには魅力を感じません)。年齢に関わらず新しいことへの挑戦心を忘れないシニアになれたらいいなと思っています。
なりたいシニア像
弱者や困っている人の力になれる人
お金よりも体験重視で時間を使える人
海外や日本でみたことのない景色をフラッと見に行ける人
どろんこで畑、田んぼで作業。ゼロから1を生み出せる人
買うよりも作る。購買欲よりも創造欲を満たせる人
あるビジネスで成功した人達に会って気づいたことがあります。
お金に支配される人とそうでない人がいることに。
お金に支配されている人は「お金を稼ぐ手法には長けているけど、なにもしたいことがない人(今のままで十分満足、今後も今の生活を続けたい人)」。片方でお金に支配されていない人は「お金を稼ぐのは夢を達成するための手段と考えている人」。
お金はそれだけで魅力的ですが、最終ゴールとなってしまうと預貯金を毎日眺めて他にすることがないという生活になってしまうかもしれません。
2025年も良い年にするために
俯瞰してみたときに、投資で儲けている人はどんな投資をしているんだろうと考えるときがあります。
投資の専門家のような人ではなく、資産が何億円もあるような、ヨーロッパに住む城主の娘を想像してみましょう。
チャートにへばりつくわけでもなく、売り買いをこまめに繰り返すわけでもない。1年に1回、2年に1回「どうなっているかしら??」とふと思った時に保有する投資先の運用状況を確認する。
気づいたら、資産が1.5倍に増えている。そんな人たちが世の中には確実にいるのです。ガツガツしないけど、勝手に資産が増えていく人たち。
お金のある人はお金を増やせる理由
ついでなので、お金がある人はお金を増やしやすくなる理由を簡単にお伝えしたいと思います。
資産100万円の人が1%の運用で得られる利益は年間で1万円。
資産1000万円の人なら10万円
資産1億円の人なら100万円
資産10億の人なら1000万円です。
どんな暮らしをするかにもよりますが、10億の人ならたった1%の利益だけで十分暮らせますし、使えなかったお金を再投資することも可能。
100万円の人も10億円の人もやってることは同じ、1%の運用ですが、結果が大きく違ってくることがわかると思います。
お金を持っている人にお金は集まる。
下がったから売るのではなく、おおらかに長期目線で投資できる人にお金は集まっていくのではないかと考え、そんなおおらかな人になるために2025年も長期投資を継続していきます。みなさんも2024年を少しだけ振り返り、2025年の戦略を練ってみてはいかがでしょうか。