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2021.10.2 嶺朋(れいほう)ルートで北岳へ登る

北岳のバリエーションルートである嶺朋ルートから北岳へ登りました

調べると1972年10月に嶺朋クラブが北岳に嶺朋ルートを開いたとありました
メインルートより人が少なく、静かな北岳を体験できると思います

歩いたコースはこちらになります

【概要】

  • 行動時間:9時間49分(休憩時間含む)

  • 累積標高:登り 1,942 m / 下り 1,940m

  • 合計距離:15.1 km


見どころ

1.這松漕ぎ

区間は短いですが、這松の海を泳ぎます

2.バットレスが正面

ボーコン沢の頭からドーンとバットレスが正面

3.白根御池小屋でアイス

山の中でアイスが食べられるなんて最高です

嶺朋ルートで北岳

広河原をスタートして奥の北岳がいい感じ
橋を渡って北岳の一般ルートとは逆に進み、2つ目の東屋が見えた所が嶺朋ルートの登山口
ルートを歩いていると赤ペンキは豊富でした
スタートしてからず〜っと急登
南アルプスでは笹山や笊ヶ岳、易老岳が急登ですがそのワンランク上に感じました
下から見えていた崩壊地
アサヨ峰が見えるよって🎵
おおぉ〜、この角度のアサヨ峰は新鮮です
アサヨ峰は甲斐駒、北岳、仙丈に囲まれた最高の場所で好きです
相変わらず急登で手を使って登る区間もあります
森の雰囲気は良いので癒やされます
倒木を避けるタイミングでルートを外す事があるので注意しながら
だんだんと藪っぽい場所も増えてくる
周りの木が低くなってきた
もう少しで樹林帯を抜けそうです
樹林帯を抜けた
チラチラ見えていたけど高嶺と鳳凰三山が最高です
ついに北岳とご対面で嬉しくなった瞬間
右上に見えるのはこれから歩く稜線
いいね~テンション上がります
この先どんどん近づいてもぉ〜たまらないです
樹林帯を抜けてハイマツと岩場になってきました
バックでは甲斐駒と鳳凰がずっと見守ってくれています
白根御池小屋を見下ろすのもこのルートの特権です
草スベリのルートが確認出来ます
ハイマツと紅葉のコラボが素敵です🍁
だんだんとハイマツの背丈が高くなる
よく観察すると足元の道は分かります
足元は分かるけどハイマツゲートとは戦うから大変なんです
嶺朋ルート入口の標識が見えたので後少し
ハイマツを泳ぎながら必死に進みます
ハイマツの海を抜けると嶺朋ルート入口に到着
改めて鳳凰三山と高嶺
あちらから見る北岳が最高なだけあり逆も最高です
途中で頭が見えていましたが大物は遅れて登場
アサヨ峰から伸びる早川尾根をまとった甲斐駒ヶ岳
目の前にボーコン沢ノ頭
稜線の先に八本歯ノ頭と存在感ある北岳
見えると嬉しい富士山と南アルプスフロントトレイルがいい感じ
八本歯ノ頭から間ノ岳と農鳥岳がいいね
農鳥岳の先は白峰南嶺が続いてます
甲斐駒から鳳凰迄の早川尾根が素敵
後ろは八ヶ岳
振り返ってボーコン沢ノ頭から歩いてきた稜線がステキで紅葉もいい感じ🍁
八本歯ノ頭でこれから歩くルートを覗いて緊張
先ずは北岳見て現実逃避してカッコイイ〜
こんなの見たらビビりませんか?もしかして自分だけ
安定のへっぴり腰で下ります
スロ〜リ〜スロ〜リ〜
落ち着いていて流石です
八本歯ノコルから最後のひと登りですがナンバー2の貫禄が凄いです
山頂は見えてますが空気が薄くて大変です
あともう少しで嬉しくなる
急登で疲れて振り返ったら日本一高い稜線が素晴らしい
北岳到着!ここまでほぼ予定通りのペースでした
しばらく休憩しました
仙丈ヶ岳から伸びる仙塩尾根がいい感じ
見どころがないなんて言ってごめんなさい
大無間や生木割山付近の樹林帯と似ていて雰囲気は最高で開けた独標から見る北岳と間ノ岳は抜群です
振り返って北岳は人気者
小太郎山まで続く稜線とその先に甲斐駒ヶ岳、鋸岳と続いている
仙丈ヶ岳もこの辺でお別れです
下に白根御池が見えて正面の鳳凰三山がいい感じ
登った尾根ですがハイマツ帯に入るまでずっと急登であることが分かります
白根御池小屋!奥は歩いた稜線が見えて嬉しい
下山途中にアイスが食べられるなんて
流石南アルプスの都心部!冷たくて美味しかった~
広河原山荘まで一気に下りバスの時間30分前でした
左側の登った尾根を眺めながらゴール

参考情報

奈良田駐車場

【バス時刻表】奈良田駐車場、奈良田-広河原

嶺朋ルート

赤ペンキによるマークが多いが古く踏み跡の様なものも沢山あり分かりにくいなと感じる場所がありました
後半の岩場は登らずに巻きながら進みます
最後は背丈程のハイマツになりますが足元に踏み跡は確認出来ました

あとがき

北岳を嶺朋ルートで周回しました
最初から笑っちゃうような急登が休む間もなく続き倒木、岩、藪っぽい場所を歩き最後はハイマツの海が待っている!
やっと一般ルートに合流したと思ったら八本歯でロープ、梯子がありとどめは標高3000mの空気が薄い中でひと登り
距離、標高差では分からないけど、と〜っても大変なコースでした

それでも稜線に出てからの眺望が素晴しく、ここまでの大変さが帳消しだったような?!
更にこのルートの特権である特等席からのバットレスが最高でした

素敵なお時間をありがとうございまいた

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