舌咽神経痛 闘病記〜気づいてない編〜
はじめに症状が現れたのは、2年ほど前になります。
飲み物を飲む時に、左喉の入り口あたりに針で刺されるような痛みを感じました。
「この間、食べた魚の骨が刺さってるのかな?」くらいに思っていたのです。
でも、その痛みはいつになっても取れませんでした。
飲食の際に毎回ではなく、たまに痛むくらいだったので「そのうち治るだろう。」と思い、病院にも行かずにそのままにしていました。
今思えば、それが大間違いでした。
1年ほど経っても痛みは治らず、去年の夏(2018年)仕事中に、暑かったので持ってきていたタンブラーの中のお茶を一気にゴクゴクと飲んでいる時にでした。
喉に激痛が走りました。
いつもの左の喉です。
普段は一瞬で終わる痛みはずっと続きます。
長くて長くて...........
痛くて痛くて...........
立っていられない痛みが治りませんでした。
きっと秒数にすれば30秒程度。
もしくは、もっと短いのかも。
それでも私にとってはとても長い時間に思えるほどの数十秒でした。
喉の奥を刺されるなんて経験はないでしょう?
どうしようもない痛みに踠きました。
できる抵抗は捥がくことだけ。
痛みはおさまり、「これはおかしい」と思い、病院に行くことにしました。
喉のことなので、疑いもせず耳鼻咽喉科を受診しました。
口の中を除き先生は「異常無し」。
鼻からカメラを入れることになりました。
痛くて気持ち悪かった。
カメラをいれた結果はこちらも「異常無し」先生に「喉に魚の骨でも刺さってるんじゃない」とあしらわれ病院を後にしました。
数日経ったある日、通院していた歯医者さんで何となしに、喉の痛みのことを話しました。
田舎の小さな町の唯一の歯医者さんは患者さんを見つつも合間を縫って、忙しい中、調べてくれました。
今でもほんとうに感謝しています。
「三叉神経痛のように思える」との事でした。
三叉神経痛?初めて聞く名前でした。
先生から頂いた本のコピーに三叉神経痛の説明が書いてありました。
私の症状に似ている部分があるな、この症状が一番近い!そう思いました。
大分医大に紹介状を書いてくださりましたが、日程を決めるやりとりが面倒な作業のようで、私・歯医者・医大でやりとりをしないといけいそうです。
私→歯医者→医大
医大→歯医者→私
とりあえずは私の日程を決める事からでした。
その時は仕事を辞める辞めさせない......でゴタゴタしている時で「入院ってなったら仕事もあるし」「人数ギリギリで回してる職場だし」「もし会社辞めた後に入院ってことになったら保険どうしよう....」なんて考えていました。
そうしているうちに秋になり、喉の痛みが最近ない事に気がつきました。
そして10月にその会社も退社
この時に会社なんて二の次で病院に行っとけば良かったなぁ........って今になって、つくづく思う。