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お金に愛されるためには

また、現金払いに戻そうかと思っている。

1年前の緊急事態宣言から、スーパー等での支払いをクレジットカード払いにするようにしてきた。
銀行に行く回数は減るし、ポイントは溜まるし、小銭はじゃらじゃらしないし、月々の明細で家計管理もできるし、いいことづくめ!だと思ってきた。

確かにいいことづくめなのだけれど、最近お金を触っていないことに気づいたのだ。

お金を触って、金額を確認し、感謝して手渡す。

その一連の作業がないまま、カードでピッとなって終わりだと、お金への感情をあまり感じることができない。
通帳の数字も、クレジットカード明細の数字も、何となく現実味が薄く感じてしまっていた。

それは、お金に囚われていない感覚に近いと、良い方向へ解釈していたのだが、お金に対する感情を感じていないだけなのではないかと思い直した。

毎朝、本田健さんの「お金に困らない答え」を題材にしたclubhouseのルームに参加している。そこで、この本を何度も読むうちに、「お金を好きになること」「お金に感謝すること」が私にとってキーワードだと感じた。

私はお金に対して無感覚になることで、感情のバランスを取ろうとしているということだ。

また、お金は私たちの感情を増幅させるものでもある。
ということは、お金に無感情でいようとすることが、自分に対しても無感情になってしまうということに繋がるのではないだろうか。

また、この本の中で、「お金に愛されること」が「お金に困らない答え」でもあると書かれている。
お金に対する愛情がなければ、お金にも愛されないだろう。

そう思ったときに、お金を肌で感じることが、お金に対する感情を感じるためには(私にとっては)必要だと思った。

またしばらく、お財布に現金を入れて買い物に行ってみようと思う。

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