「いい子」はNGワード。我が家の子育て方針
この前の三連休で、
父母の家に
子どもたちを連れて行ったときのこと。
塾に通い始めた娘が、
「ちゃんと毎日宿題してるよ!」
と誇らしげに話すと、
父が
「いい子だねー」
と反応してくれました。
「娘のこんなアピールに
ちゃんと反応してもらってありがたい!」
と思いました。
同時に、「いい子」は
我が家ではNGワードとなっていたので、
「いい子は、
我が家では言わないことにしているんです!」
喉元まで出かかったのを飲み込み、
妻と顔を見合わせて、
思わず苦笑しました。
なぜ
「いい子だね」
を使わないのか?
「いい子」など、子供への褒め言葉には、
以下の問題があると考えているためです。
子供自身の中にある想い(want to)に着目させずに、親にとって都合の良い枠組み・社会的規範に押し込めて操作しようとして使う言葉である。
「自分にとって本当に大切なもの」に目がいかなくなり、「親から褒められるのを待つ子」になってしまう。親の顔色ばかりを見るようになる。自分の人生を生きずに、他人の期待に応える他人依存の人生を生きるようになってしまう。
子供との上下関係を意識させる言葉である。一人の人間としての尊重が足りない。
では、どう声をかけるのか?
我が家では
褒めるのではなく、
共感や感謝を伝えるようにしています。
具体的には、
「頑張ったね」
「嬉しいね」
「ありがとう」
といった言葉を使います。
そこには社会規範はなく、
「子供が感じたであろうこと」
「親が感じたこと」
があるだけです。
「子どもが、
自分の努力や気持ちを自ら気づける」
ようにするためです。
親が一方的に評価する言葉は極力控えています。
この考え方は、
アドラー心理学を説明した
「嫌われる勇気」
から大きく影響を受けています。
特に
「外発的動機づけではなく、
内発的動機づけを大切にする」
という考え方は、
人生において、
極めて重要な考え方だと思います。
妻とも共有し、
ずっと意識してきました。
夫婦で子育ての方針がすり合っていることは、
本当に大切だと思います。
これからも、
「子どもが、自分の人生を生きること」
これを第一に考え、徹底していきます!
参考になれば幸いです!
今日も、ワクワクしていきましょう!!💪