色即是空と量子力学
【色即是空と量子力学】
〜大人の寺子屋・樂學〜
《色即是空》
この世の万物は形をもつが、
その形は仮のもので、
本質は空(くう)であり、
不変のものではないという意。
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【二面性を持つ宇宙】
この世界は、どうして対極性、
二面性と云う矛盾を抱いて
存在しているのだろうか?
それは、最小単位の量子の
世界にも言えるのである。
粒でありながら波であると云う
不確定の二面性を持って存在している。
この世をカタチ作っている量子が
この矛盾を抱えて存在しているなら
この宇宙全体そのものが常に不確定な
矛盾した二面性を持ち合わせているといえる。
そこから導き出されるこの世界の真の理とは
真の意思の正体とは一体なんなのであろうか?わ
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【果てしない人類の探究心】
人間の技術は、既に太陽系を
遠く離れてしまった。
1977年9月5日に打ち上げられた
ボイジャーは既に太陽系の
外側にまで到達している。
また、宇宙の果ては何処なのか?
ハッブル宇宙望遠鏡で発見された
観測上もっとも遠い銀河
「GN-z11」は、地球からなんと
134億光年の先にある。
それは、今考えられている
地球誕生の瞬間よりも、
更に昔に遡る銀河の存在の観測に
成功した人類は一体、何故にこれらの秘密に
触れられるだけの知恵と能力を持つだけの
存在になり得たのだろうか?
地球上の中でも、特化して異質極まりない人類。
この進化過程を、単なる偶然と片づけるのは、
あまりにも無理があり過ぎるとしか思えない。
コレらの謎を考える時、人は考える事をやめて
『神なる存在』を意識する。
人間界において『神と云う定義』が、
生まれたこともまた、単なる偶然では
片付けられない気がする。
それだけの科学技術と認知能力を持ち合わせた
人類は、今刻々と破滅の道を辿っている。
我々は、我々が求める答えにまで
到達することが果たして出来るのだろうか?
いずれにしても、いずれ我々は死に絶える。
これ迄知り得た人類の叡智は、
やがて瓦礫に埋もれてしまうだけの
運命しか持ち合わせていないのだろうか?
それとも人類が人間たる特異点
シンギュラリティに到達する瞬間が
もしかしたらあるのだろうか?
渡鳥や鯨やイルカのように、
地球磁場を感じ取れる松果体だが
人間のそれは、非常に小さい上に
現在の食生活などで石灰化され
まともに機能していない。
この半ば退化してしまった
人間の松果体を何らかのカタチで
肥大させることが出来たなら
人間は、どの様な世界の見え方を
するのだろうか?
その点において脳解剖学による
新しい見解がされることも楽しみである。
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《仏教と科学者》
東洋思想に強く関心を持つ科学者達
✴️不覚性定理の提唱者
ヴェルナー・ハイゼンベルグ
✴️波動力学の提唱者
エルヴィン・シュレディンガー
✴️物理学者
アルベルト・アインシュタイン
✴️ボーム解釈提唱者
デビット・ボーム
*ボームは、東洋思想家たちと
私達は、同じ物を見ていると語っている。
✴️量子力学の父
ニールス・ボーア
*ボーアは、古代東洋思想の見解と
量子力学は密接に調和していると語る。
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《色即是空》
この世の万物は形をもつが、
その形は仮のもので、
本質は空(くう)であり、
不変のものではないという意。
《量子力学》
観測されるまで実態を持たない量子は、
粒でありながら波である事が分かっている。
二重スリット実験から導き出された
量子の特性の『矛盾』は、まるで量子は
それ自体が、意識を持っている様に振る舞うと
今も科学者達を困惑させている。
🌷SoulFlower Kamuy🌷