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【優しくするから、優しくしてね】INFJ / HSPの25歳女は温かい世界に生きたい

みなさま、こんにちは。
わくわこ です。

よく、INFJに向いている職業に「看護師」が挙げられるのを目にするのですが、あれ、どう思います?

私の友人は看護師として働いているのですが、学生時代の現場実習?が本当に大変そうでした。

なんでも、現役の看護師さんからひどい扱いを受けるんだとか。
もちろんその病院や人によると思いますが、私の友人の場合は話しかけても無視されたり、邪魔者扱いされたり、嫌味を言われたりは日常茶飯事だったそうです。

看護師は人を助ける素晴らしい職業ですが、そういう話を聞くと、自分には行けない世界だなと感じてしまいます。
心も身体も強い人でないとできない仕事ですよね。

さて前置きが長くなりましたが、今回はINFJ /HSP 人間の他者との関わり方について、お話ししてみようと思います。

INFJ / HSPの人間って、とにかく他者からの攻撃に打たれ弱いんです。


厳しくしても伸びません

実は私も、前の職場では一般的な企業と比べるとかなり厳しい研修に耐えてきました。

いや、「耐えた」と言うと語弊があるかもしれません。私はその研修の時点で職場に不信感を抱くようになり、結局退職という道を選んだのです。

その研修は古い組織にありがちな「最初はあえて厳しくして育てる」という方針だったのですが、そもそも私はそれが大嫌いなのです。

厳しくされるの、ほんとキライ(ゆとり)。
幼いころからわりと根は真面目だったのと、周りの大人が優しかったので怒られる(怒鳴られる)という経験がほとんどなく、怒られ耐性が全くありません…

でも一応言い訳させてもらうと、その研修でいう「厳しい」は、決まりごとが厳格だとかそれだけではなくて、ただただ新入職員が罵声を浴びせられるイベントみたいなものだったんです。

ひとつの失敗に、10くらいの怒号が飛んでくる、そんな環境でした。
だから私はとにかくミスをしないように細心の注意を払っていたのですが、それは単に「怒られるのが嫌だから」であって決してポジティブな向上心なんかではないのですよね。

それってどうなの?と思うわけです。

まぁでも、シンプルに私には向いていないという話なのかもしれません。
たとえば「怒られると余計燃えるぜ!」みたいな逞しいタイプなら良い効果が期待できるのかも……?

実際、私の同期の中には、研修が終わってから「あれは愛の鞭だったんだよ」「厳しくしてもらえてありがたい」なんていう人もいましたが、私はどうもそうは思えませんでした。

愛だか何だか知らないけど、どんな理由であれ心ない言葉を平気で他人にかけられる人は苦手。

見返りはいらない。でも対等でありたい

私自身、優しさとか温かみのあるコミュニケーションを心がけているし、そういう相手と関係を深めたいと思います。

損得勘定で親切をするつもりはないのですが、人の優しさに対する構え方のベクトルが違う人とのコミュニケーションは非常に疲れます。

不機嫌なのを態度に出す人とか、他者への感謝に欠けている人とか。

私は「感謝の言葉は何度言っても言い過ぎにはならないし、何度言われても嫌な気持ちはしない」という考えの人間なので、他者の優しさに気づくたびにありがとうと言うようにしているし、些細なことでありがとうと言われると嬉しくなります。

「気遣いすぎて疲れそう」と思われるかもしれませんが、私はむしろお互いに気を遣い合える関係を魅力的に思います。

とにかく平和の中にいたい。きつい言葉や態度に触れたくない。
私の言うことすべてに同意しろという話ではなく、「お互いへの気遣いは大前提の上で議論することだってできるよね」というのが私のスタンスです。

どう頑張っても理解し合えない人もいる

基本的には、理解不能な相手の言動についても「何か理由があるのかな」と考えるようにしています(考える癖があるという方がしっくりくるかも)が、どうやったって理解できない人間が、この世には一定数いるのだという事実をようやく受け入れられるようになってきました。

たとえば先述の厳しい新人研修なんかは、私は嫌いですが意図としてはまだ理解可能な範疇です。

そういう場合には、「まぁ、それが彼らにとっての正義なんだよね」と私の中で一応昇華させることができます。

ただ、何をどう考えても、私の頭では理解できない人って一定数はいるわけです。
おそらく、そういう人からしたら私の考えの方こそ理解できないんだと思います。根本から何もかも違うというか。

みんなが優しくなれたら世界は平和になるはずなのですが、そもそも「優しい」の定義が人によって違うのでその世界は私のエゴの塊でしかないのですよね。

それでも、生きる世界は選べる

すべての人とわかりあうことは、不可能です。
けれど、自分の生きていく世界は自分で選ぶことができます。

避けられないコミュニティの中に苦手な人がいることももちろんありますが、「私と違う世界を生きてる人なんだな」と考えるようにするとなんとなくスルーできます。

私は環境の変化や新しい関係の構築にとても消極的で、そんな自分に「何か重大なチャンスを逃しているのではないか」と不安を抱くこともありますが、やっぱり私はシンプルで小さな世界の方が居心地が良いなと感じるのです。

「優しくしよう、お互いに」

このスタンスで心地よくコミュニケーションを取れる人を、大事にしようと思います。


というわけで、今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
激動の世界を生きるみなさまへ、愛をこめて。


わくわこ



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