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去年のちょうど今ひとつの夢が叶った話

今から約12年前、ケニアでマトマイニチルドレンホームという孤児院を日本人女性がしているのをテレビで知った。
孤児たちが集う場所。それだけではなく、家庭菜園をしたり、シングルマザーたちが羊毛でカラフルなアニマルを作っている。
その女性はものすごく優しい口調でお話をしていて、テレビ越しでもあたたかさが伝わった。
その時私は中学2年生だったが、すぐホームページを調べて、そこにのっていたお問い合わせ先にメールをした。ただただ感銘を受けまくったからそれが伝えたくて。
たしか、「テレビで拝見しました!私はあなたのような女性になりたいです!」みたいなことを送った。
そしたら、びっっっくり!お返事がきた、その女性から😭手が震えたのを覚えてる。
それから、毎月発行される【マトマイニ新聞】をメールで送ってくださるようになった。

そして8年後、私が国際協力の仕事についたタイミングで、まさかの一時帰国される&広島で講演をすると聞き、その日仕事を休んで日帰りで広島へ。🚅
やっと直接お会いできる。と思うとドキドキでたまらなかった。
しかも、講演会前に2人でランチしましょう!って言ってくださり😭😭😭心臓ばっくんばっくんしながら広島へ向かった。
「初めまして」の瞬間を鮮明に覚えている。
テレビで見たときと同じように優しい笑顔と口調でグーーっとあったかい何かで包み込まれる感じ。
光栄なことに2人きりでランチしてくださり、いっぱいお話を聞かせてくださり、聞いてくださり… 一日鳥肌やし、ずっとばっくんばっくん…。 

「ぜひケニアのマトマイニに来てくださいね。」

って言ってくださったけど…

ケニア…めちゃめちゃめちゃめちゃ遠い存在だった。一生のうちに一回行けるかなぁ〜行ってみたいなぁ〜。と思っていたけど、とにかく遠い所だと思っていた。
当時働いていたオイスカはアジア、大洋州との関わりは深かったけど、アフリカは関わりがなかったし。

だけど、

【一生のうちに一回行けるかなぁ〜行きたいなぁ〜】

が、昨年叶ったのです!!!!!

ご縁があって半年間ルワンダへ。
ケニアのお隣の国です。これは帰り道にケニアに寄るしかない!
ということで、ルワンダ生活を終えて、ルワンダからケニアに飛んだのです✈

滞在先は、マトマイニチルドレンホーム。
12年前にテレビで見た光景が目の前に現れた瞬間、なんか、、なんとも言えない気持ちになりました。
ヤップに行った(前回の記事✎)のも国際協力を始めたきっかけですが、マトマイニとその女性を知ったことで、私はこんな人になりたい!こんなことがしたい!という目指す人間像、夢が確立されました。
その今の私をつくるきっかけになった方が目の前に、、しかも現地で。夢を見てるようでした。
またたくさんお話を聞かせてくださり、たくさん聞いてくださいました。

羊毛フェルトアニマルを作ってるママたちも、マトマイニに住んでる子達も、元孤児でマトマイニに住んでた大人の人たちも(今は子どもたちのお世話役)みーーんな優しかった。みーーんなあったかく包み込んでくれました。

改めて、こんな女性になりたいし、こんな場所づくりがしたい!って強く感じた初ケニア、マトマイニ訪問になりました。必ずまた行く。

思い続けて行動すれば叶うこと。
これも自分から学んだ大切なこと。

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