障害は、その人じゃなく社会にあるもの
去年の3月まで8年間、乳幼児から高齢な方まで地域の幅広い世代の人々が気軽に集まれるコミュニティスペースを運営するNPOに勤めていた。
勤務し始めてすぐの頃。
拠点である施設は、スロープや多目的トイレなどバリアフリー対応だったので、障害者の方々にも是非足を運んでほしいと思ったが、チラシを作る私の手が止まった。
『障害者』という表記に引っかかったからだ。
『障害者』だと、害があるみたいだから『障がい者』や『障碍者』と表記する風潮があるのは知っていた。
『体の不自由な方』と表