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モーニングエッセイ06.少しでも良い人生を送りたいひとへ

なんだか仰々しいタイトルをつけてしまいました。

でも今朝書いてみようと思いついてしまったので

うまくまとまるかわからないけど

自分なりに考えてきたことを

なるべくシンプルに書いていきますね。

【モーニングエッセイについて】朝のじかんに、浮かんだこと書くというルーティンを始めようと思いつきました。書く時間はまちまちでも、その中身は朝のじかんに決めていきたいと考えています。
流れでここへたどり着いたあなたへ、通勤のじかん、帰宅のじかん、通学のじかん、家事のじかん、休暇のじかん、1日の終わりの寝る前に…など、いろんな時空を超えて何かの灯火になるようなことを書きたいと希望します。

みなさんは「良い人生」とは自分にとってどんなものであるか?

わかりますか?はっきりとイメージできますか?

人生とは一点のこの「今」だけのことではなく

過去から未来へつながる道のようなものであると思います。

ですので、どんな人生だったかわかるのは

たぶんこの世を卒業する時じゃないでしょうか?

なぜそんなことが言えるのか?というと

2年前に進行性のガンが見つかり

余命宣告された母親が終末期で最後に入院する前の期間を自宅で一緒に過ごしているときに

「良い人生だったと思う」と

自分に言い聞かせるように、ぽつりと言っていたのをみたからです。

人生山あり谷あり、いろいろあったけど、振り返ったら楽しかったと。

これまでいろんな愚痴を聴いてきたけど

最期にそんなふうに口に出して

自分自身で言えたのは、

わたしがその時まで知らなかった、気づかなかった「楽しい思い出」が母親にはあったからです。

母は旅行が大好きでした。

国内の格安バス旅行がメインだったようでしたが、

わたしが結婚して家を出てからも

国内の観光名所のあちこちを

近所の気の合う人たちと出かけていました。

旅行が趣味なのは知っていましたが

話を聞くと思っていた以上の場所に行っていて驚きました。

一緒に過ごしている日々の中で

その時の思い出話を楽しそうに聞かせてくれました。

「行けるときにあちこち行っておいて良かった」と。

そう言ったのはコロナ渦が始まる少し前に病気が発覚したのもあるので、

病気で行けなくなったのと

その時の世の中の状況と

ふたつの意味があったと思います。

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わたしも人生最後でそんなふうに振り返ったときに

たのしかった!と無邪気に言えるような人生を送るために

自分にとって「何が大切か」ということを忘れないように生きようと

あらためて決めました。

わたしにとって何が大切か?ということは

昨日のエッセイにも書きましたが

それは「自由であること」です。

どんなときも自由を感じられる心であることが

わたしにとっての「自由」です。

そのためにからだの健康も経済的な健康も

同時に大切だけれどそれらと違うのは

心で感じている「自由」は経年劣化もしないし

社会情勢の影響も受けません。


何を成し遂げたか?どんな暮らしが出来たか?どんな地位であるか?

そういうことが「良い人生」の目安になっている人も多いのかもしれません。

本当にそれを望んで、好きで仕方なくて、そうなっているなら、

充実感で満たされて、からだも健やかで、周りの家族や仲間たちも幸せだと思います。

でも、もし欠けている何か?を満たしたくて

もっと、もっと・・・と頑張りすぎて

とても疲れてしまっているなら

人生の最後でたのしかった!

と振り返って言えるかな?とすこし立ち止まって考えてみたら

自分がほんとうに望んでいることが見えてくるかもしれません。

お金も大切。わたしももっと欲しいです(笑)

でも、どんなお金持ちも、わたしのような低所得者も、

最期には骨になるのは同じです。そして灰になる。何も持って行けません。

そんなこと誰もがわかってるはずなのに・・・

なんで「もっと、あれもこれも欲しい!」ってなっちゃうんでしょうね。

まあ、わたしもそうですけど。欲しい!と思うのは、人間の欲求の一つなので、消えないです。

前に聞いた話しでは

人は昔、狩猟をしながら大陸を移動していたので、

新しい場所(水場とか獲物がいるエリアとか木の実がなる森とか)

が見つかるとヤバいくらい嬉しくなっていたので、

その名残で何かあたらしいものをゲットすると

幸せを感じたりやテンションが上がる物質が脳内から出るそうです。

現代は生き残れるかどうか?の

瀬戸際に常にいるようなサバイバル生活を送っているひとは日本には少ないと思いますので

そこまで躍起になって本能むき出して

あたらしいものに飛びつく必要なないはずです。


でも欲しい!と思うのも自由です。

そしてそれを本当に手にするのか?の選択も自由。


こんなふうに書きながら、

わたし自身もたのしかった!と自分自身に言える人生の道を

これからどう創っていこう・・・と日々考え続けています。

人生の道は常に工事中のようなものなのかも。

年末か!年度替わりか!

って感じですね。

こんなことを書くのってやっぱり自分の年齢もあると思います。

人生100年!と言われる中で折り返し地点。

ここからがむしろ本番な気がしています。

コツコツとこれからも書いていきますね。

おばあちゃんになっても書いていたら

それはそれで面白いなと妄想してみたり。

よかったらまた読みにきてください。

何者でもないあなたの訪れを待っています。

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