モーニングエッセイ09.カメからのメッセージ?
朝の散歩をいつも時間帯はまちまちだけれど続けています。
そろそろ6時台でも暑くなってきているので
ほんとうは5時くらいに出たいんだよなーと思いつつ、なかなかそんなに早く起きられず。
支度をするとなんだかんだでいつも6時半頃に。。。
歩くコースはだいたい決まっていて
気分によってルートを変えて歩いています。
今朝もいつもならそのまままっすぐに帰るところを
なんとなく少し遠回りして帰ろうと土手の道をゆくと
背後から元気よく通り過ぎていった若い女性が
キャッ!と飛び跳ねて何かにびっくりして
そのまま走って行ったので何だろうと思ったら
そこには直径15,6センチの亀がいました。
わたしはカメには縁があって守り神的な存在として身近に感じています。
いろんな転換期に現れたり
スピリチュアルなメッセージも伝えてくることもあるのですが、
今回はただただ「暑そう!!」と思って
川のほうへ戻してあげたいなと立ち止まっていました。
するとちょうどおじさんが通りかかってカメをじっと見ていたので
「暑いのに川から出てきちゃったみたいですね」と話しかけたら
カミツキガメかもしれないから、触らない方がいいな
と独り言のように言って過ぎ去ってしまいました。
えっ!これミドリガメでしょ?!と思ったのですが
生き物にそんなに興味がないひとだったのかもしれません。
結局、直に触るのもちょっとなーと思ったので
テッシュでなべつかみの要領で甲羅の両端を持って
川へ下るほうの土手の草むらに置きました。
水場のニオイを感じてきっと自力で降りていけるだろうと思います。
あのカメも何か訳があって道に出てきたのかもしれませんが
あのままそこにいたら通りかかる散歩中の犬たちも
びっくりしちゃうだろうと思ったので動かしてしまったけれど、
帰ってきてなんだかカメについて気になり検索すると
今年4月22日のこんな記事が出てきました。
外来種でミドリガメとも呼ばれるミシシッピアカミミガメなどについて、国は、飼育は認める一方、販売や輸入、自然に放つことなどを禁止する方針で、必要となる外来生物法の改正案が国会で審議されています。22日の衆議院環境委員会ではミシシッピアカミミガメは寿命が長く飼い主が飼えなくなる場合があるとして、法律で自然に放つことなどが禁止された場合、飼い主にどう対応してもらうのかを問う質問が出されました。
これに対し、大岡環境副大臣は、飼い主に求める考え方や処分の方法を周知する方針を明らかにしました。
こんな審議があったの知りませんでした・・・。
ミドリカメ(ミシシッピアカミミガメ)はもともとペットで飼われていたのが、野外に捨てられ繁殖したそうです。
わたしが子供の頃はお祭りの屋台でも小さいミドリガメが売られていました。カメは飼ったことはないけれど、そういった昔から気軽に飼えるペットとしてなじみがありました。しかしカメの寿命って長いし、わりと大きくなったりもするし飼いきれなくなって公園の池や川や水辺に捨てられたカメもたくさんいたんでしょうね。
人間の都合で見知らぬ土地へ連れてこられてきたのに
捨てられても、生き抜いてきたのに・・・また人間の都合で処分されてしまうかもしれないなんて。
わたしもその人間側の一人であるのは変わらないので、なんともいえない気持ちになります。
春先、すこしずつ暖かくなってきた頃に
川の中央の石の上で押し合いへし合いの日向ぼっこをしている彼らを
散歩をしながら、ほのぼの見ていた時のことを
ふと思い出しました。
静かに共存してきた命がそのままでどうか守られますように。他の生き物たちも守られますように。
あのカメは、「ちょっと、聞いておくれよ」と
このことを伝えにひょっこり出てきたのかな?なんて思ったり…。
今日はこの辺で。
またよかったら読みにきてください。
何者でもないあなたの訪れを待ってます。
【モーニングエッセイについて】朝のじかんに、浮かんだこと書くというルーティンを始めようと思いつきました。書く時間はまちまちでも、その中身は朝のじかんに決めていきたいと考えています。
流れでここへたどり着いたあなたへ、通勤のじかん、帰宅のじかん、通学のじかん、家事のじかん、休暇のじかん、1日の終わりの寝る前に…など、いろんな時空を超えて何かの灯火になるようなことを書きたいと希望します。
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