HANGOUT PLUSレポート川田十夢×宇野常寛「新春うのとむ対談スペシャル2017年の矢印を考える会」(2017年1月9日放送分)【毎週月曜日配信】
毎週月曜夜にニコニコ生放送で放送中の、宇野常寛がナビゲーターをつとめる「HANGOUT PLUS」。2017年1月9日、新年最初の放送では、本番組2回目の登場、J-WAVE「THE HANGOUT」では火曜担当でもあったAR三兄弟の川田十夢さんをゲストに迎え、リスナーのみなさんには2017年の話を幅広く募集しました。
▼ゲストプロフィール
川田十夢(かわだ・とむ)
1976年 熊本県生まれ。1999年 メーカー系列会社に就職、面接時に書いた『未来の履歴書』の通り、同社Web周辺の全デザインとサーバ設計、全世界で機能する部品発注システム、ミシンとネットをつなぐ特許技術発案など、ひと通り実現。2009年 独立。2010年『AR三兄弟の企画書』出版。2013年 情熱大陸出演。編集者 佐渡島庸平と発明マネジメント会社トルク設立。2015年 作・演出・開発をつとめた舞台『パターン』をフジテレビで番組化、NHK『課外授業 ようこそ先輩』に出演するなど、公私ともに活躍の舞台を拡張している。
「HANGOUT PLUS書き起こし」これまでの記事はこちらのリンクから。
前回:水野良樹×宇野常寛「歌謡曲/J-POPは成立するか――大衆音楽のゆくえ」(HANGOUT PLUS 12月19日配信分書き起こし)
※このテキストは2017年1月9日放送の「HANGOUT PLUS」の内容のダイジェストです。
◎構成:村谷由香里
2017年に発表したいもの、やりたいと思う抱負は?
宇野さん川田さんこんばんは。川田さん、ラジオのおもしろさに気付いたときには既に終了間近でいかがされていたのか気になっておりました。今夜は2017年の矢印がテーマということで、お二人が今年発信するであろう矢印を伺いたいです。端的に言うと、こういうこと発表したいな、やりたいなという抱負、単純ですが日常で面白いものに出会ったとき、今年の宇野さんだったら、十夢さんだったら、こう解釈するのではと考える材料にしたいです。
(ラジオネーム:甘さ控えめさん)
川田 2017年という年は、物質、本質、実質のトライアングルが実質を頂点に偏ると思う。今まで誰もがばらばらの本質を語っていたけれど、一人一人にとっての質を届けられるようなサービスやファンタジーが今年求められるのではないかと思うし、開発者としてそういうものを具体的に作っていきたい。
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