ほぼ日刊惑星開発委員会 月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」5月2日放送書き起こし
大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします。
▲先週の放送はこちらからご覧いただけます!
★「THE HANGOUT」月曜日イベント情報
5/28(土)開催! PLANETS+J-WAVE「THE HANGOUT」サマーウォーキング in 小網代の森
リスナーの皆さまと宇野常寛で、三浦半島の小網代の森を散策しましょう!
詳細・応募はこちらから→http://wakusei2nd.com/series/4450
■オープニングトーク
宇野 時刻は午後11時30分を回りました。みなさんこんばんは、宇野常寛です。松岡茉優さん、今夜も本当にお疲れ様でした。ほら、今日っていわゆるハッピーマンデーってやつじゃないですか。なんだかんだ言って半分ぐらいの人が今日休みですよね。なので、なんで俺仕事なんだろうと思っていたんですが、ガラス越しに松岡茉優さんの後ろ頭を眺めることができて、それだけで今日ここに来て良かったなあと、本当にそう思っています。
ということでね、今日は僕がこの週末に考えた、ちょっと真面目な話から始めたいなと思うんですよ。行った人も多いと思うんですけれど、僕はこのあいだの土曜日にニコニコ超会議に出たんですよ。いくつもブースがあってそのうちの1つに出ただけなんですけど。人工知能をテーマにしたトークセッションがあって、その司会を仰せつかったんですよ。いろいろな話をしたんだけれど、トークの中盤で「人工知能が発達していくと人間の仕事がだんだんとなくなっていく。そのとき社会はいったいどうなっていくんだ」という話をしていたんですよね。その登壇者のひとりに、Ponanzaっていう有名な将棋ソフトの開発者の山本一成さんという若い人がいたんですよ。その彼が「人工知能が生産性を上げていけば働かずに生活できる人は増えるかもしれない。でも人間には仕事にやりがいや自己実現がないと生きていけないんじゃないか」というような話をしていたんです。
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