月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」7月18日放送書き起こし
大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします。
▲先週の放送はこちらからご覧いただけます!
■オープニングトーク
宇野 時刻は午後11時30分を回りました。みなさんこんばんは、宇野常寛です。そして松岡茉優さん、今夜も生放送お疲れ様でした! 伊藤沙莉副代表も初めまして。いま、手を振っちゃっていますね。
ところで、「AVALON」はいつの間にか独裁国家になっていますよね(笑)。プレジデントが法案の可決否決を1人で決めているし、予算みたいなやつも勝手に1人で決めているでしょ。これはクーデターの必要がありますよ! 民主化を要求して、僕らで立ち上がりましょう。クーデターというかレボリューションみたいな感じで、僕は松岡さんを代表として新しいプレジデントに据えたいと思いますので。
ということで、みんな忘れていると思いますが、僕は文化に対しての批評家なんですよ。最近僕のことを知った人は、僕のことを「テレビで政治家の悪口を言っている人」だと勘違いしていると思うんですよね(笑)。でも、違いますからね。僕は「真・善・美」で言ったら、「美」についての評論家なんですよ。今日はその「美」の話から入っていきたいと思います。僕の本来の仕事のために、先週の金曜日にある場所に行ってきました。僕の友人であるデジタルアーティスト、チームラボの猪子寿之さんの内覧会です。この前、NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』で特集されていたあの人です。その彼が率いるチームラボが、この夏お台場で「DMM.PLANETS」という展覧会を開催するというので、その内覧会に誘われて行ってきたんですよね。結論から言うと、これが超良かったです。
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