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起業おすすめツール~キャラクターグッズ編~在庫に関する財務豆知識を添えて

ワクウェルネスマネジメントカレッジ公式キャラクター

ツールご紹介はしっかりこの後行いますので、冒頭のみ弊社オリジナルキャラ「フクノネコ」の紹介をさせてください。

フクノネコ

「フクノネコ」は弊社が運営する「福祉経営をeラーニングで学ぶ」ワクウェルネスマネジメントカレッジの公式キャラクターです。

皆さんに「福祉(幸せ)」を運ぶ招き猫として活躍しています。
(実は白い猫が全身タイツを履いている、という裏設定も)

フクノネコは講義の途中に理解が少し難しい部分等に登場し、時に率直な疑問を投げかけたり、時に補足を加えてくれるため、受講者はスムーズに学習を進めて頂くことが可能になります。

今日はそんなキャラクターに関するお話です。

「フクノネコ」公式グッズショップがOPEN

先日、フクノネコグッズの公式オンラインショップが誕生しました。
ご参考までにリンクを貼っておりますが、今回はショップの宣伝ではありません。

実は、皆さんも簡単にオリジナルキャラショップを爆誕させることができるのです。

グッズ販売のリスクとは

お待たせしました。ここからが今回の本題です。
グッズ販売、というと、真っ先に思いつくリスクとは何でしょう。

そう、「在庫が残るリスク」です。

例えばTシャツを作る場合、1枚1枚より、沢山注文した方がボリュームメリットによって安く製作することができます。
但し、商売にするにはそれをその仕入価格以上の値段で販売しなければなりません。
売れ残ってしまえば、大量の在庫と先に支払った費用だけが残ります。

余談ですが、アパレル会社では在庫水準が財務情報の中で非常に重要となります。なぜなら、本来は商品として価値のない(トレンドを過ぎてもう売れないもの等)在庫が積みあがっている可能性があるからです。
なぜ在庫が積み上がることが危険とされるのか、これには利益の考え方と密接に関係しています(ここから在庫と利益の説明に入りますので、既によくわかっている人は次の目次へ飛ばしてください)。

「利益」というのは、「売上」から「売上原価」を引いたものです。
「売上原価」というのは、実は仕入れた額だけではありません。
「売上原価」は仕入額に加えて、期首にある在庫から期末に残った在庫の金額を引いた金額を、仕入れ額に加えた数値になります。
非常に分かりづらいですね、もう少し簡単に説明しましょう。

例えば、あなたがグッズ販売をしようと思って、Tシャツを100万円分発注したとします。そして(考えたくないですが)全く売れなかったとします。
期首在庫が0円だった場合、期末在庫100万円になります。

先ほどの説明を思い出すと、「売上原価」=仕入高100万円+(期首在庫0円ー期末在庫100万円)になりますので、なんとびっくり、
「売上原価」は計算上0円となります。実際は100万円支払っているのにです。

これは決算数字上のトリックです。
一般的に在庫は売上に繋がるものですので、
本来であれば期首在庫から期末在庫を引いた分、
つまり「売れた時」その分の仕入額を計上するためです。
念のため正常な例も挙げておくと、
次の期にすべてTシャツが売れたとします。
すると、仕入れ高0円+(期首在庫100万円ー期末在庫0円)=売上原価100万円となり、無事売れた期に売上原価として計上されます。

ただ、もし在庫が売れずに、別の仕入れをし、また在庫が売れずに、ということが続くとどうなるでしょう。数値上は赤字になっていないのに、前払いの発注費を賄えず、事業として成り立たなくなってしまいます。
(実際に大手アパレル企業もこうしたことが原因でぱっと見は突然に、倒産するケースがあります。)

一見すると見えないですが、これがグッズ販売の最大のリスクなのです。

リスク無しでキャラクターショップを作る

では、今まで長々と書いてきたリスクがなくなるツールを紹介します。
それが、先ほどリンクも貼りましたSUZURIというオリジナルグッズの製造販売アプリです。

このSUZURIにはすごい!という点と注意点があるのでそれぞれ列挙していきます。

メリット①製作費がかからない

まず、オリジナルグッズを作る製作費がかかりません。無料で登録すればだれでもタダでグッズを作ることができます。

メリット②在庫リスクがない

販売は受注販売となりますので、在庫あらかじめ買い取る必要はありません。

メリット③簡単に多種グッズが作れる

洋服から文房具迄、幅広いグッズがあり、画像を登録するだけで自動でアイテムを生成してくれます。後はこちらで陳列するグッズを選び、サイズや色を決めるだけで簡単にショップをOPENできます。

注意点①オリジナルの画像が必要

これは当たり前ですが、著作権の問題で他社のキャラクターを使った商品は作れません。プロに頼むもよし、自分でお絵描きするもよしですが、オリジナルの画像が必要です。

注意点②販売価格の大半は手数料

これも当たり前ですが、「先に支払わない」だけでコストは発生します。
但しそれは売上が上がって初めてそこから差し引かれるものなので、支払いに苦しむことはありません。
一方、売れることが確実であるグッズに関しては、どうしても手数料分薄利にはなりますので、ご自身で独自のルートから製造販売されることをお勧めします。

最後に

以上を考慮すると、グッズ販売初心者の方にとってはかなり良心的なツールであると思います。
個人で遊びで出店するもよし、私のように「福祉の根を伸ばす」活動の一環として広告宣伝的に使うもよし、様々な用途で使える利便性の高いツールだと思います。
今後も、実際に使ってみてイイと思ったツールはどんどん共有しようと思いますので、フォロー頂いて享受して頂ければと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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