九死に一生の巻。
エピソードゼロ。
私は、今までに、死にかけたことが7回あります。
1回目、生まれたての時。
2回目、3歳で川に転落した時。
3回目、いきなり病院送り。
4回目、原付バイクで転倒。
5回目、仕事中に危うく感電。
6回目、酔っぱらって転倒。
7回目、危うく心停止。
それでは、ひとつひとつ検証していきます。
❶うまれてぐったり。
私が生まれた時、高熱が続き、「この子は長く持たないじゃないか?」と心配されたそうです。それで名前も、当初は「秀明」にするつもりが、急遽、「健康」の康の字を使うことにしたそうです。
その後、小学3年生までは学校も休みがちでしたが、それ以降はなぜか元気になって、大学2年までは皆勤でした!
❷落ちてぐったり。
実家の前に川が流れています。当時はコンクリート護岸でもなく手すりもなく、両岸は石積みの護岸でした。
春になればカエルの声が、初夏になれば蛍の飛び交い、夏はオニヤンマやギンヤンマの往来。石積みの上のほうには苺が実ったり。小魚が泳いでいるのも見えました。
そんな風景を護岸から覗いていたのでしょう。身を乗り出しすぎたのか(よく覚えていませんが・・・)、水の少ない川に転落!
高さは3mくらいあったでしょうか。すぐに救出されて外科病院に運ばれました。
頭の方から落ちたものの、顔の側面が川底に当たったようで、右の目と耳の間を十数針縫うことにはなったものの、大事には至りませんでした。傷跡は薄くはなったものの今も残っています。川底には大きな転石が点在していたので、当たり所が悪ければと思うと、運が良かったと思っています。
➌イッキ、イッキでヤバい。
大学に入りたてのこと。学生寮に入ったのですが、寮の談話室にて、
言わずと知れた、新入生歓迎会の始まり始まり~♪。
で、でっかいアルミのヤカンが登場! 中には日本酒が入っています。
上級生たちが、新入生たちにコップ酒で注いで回ります。そして、今では死語?の「イッキ!イッキ!」の連呼です。仲間が一人倒れ、二人倒れ・・・多分、最後まで呑み続けたのは私です。意識朦朧で覚えていないですけど。気がついたら、救急病院でした。
そうです!急性アルコール中毒ってやつです。私のほかに、仲間がもう一人運び込まれていました。ちなみに、ひと月前に18歳になったばかりでした・・・
❹転んでヤバい。
大学2回生の時。霙で道路がシャーベット状になっている中、原付バイクで走行中、路面電車の軌道敷きに差し掛かったところで路線変更しようとした時にレール部でタイヤが滑り、転倒!
幸いにして後続車がおらず、電車も接近しておらずで、打撲程度で済みました。 ホッ
❺ビリッときてヤバい。
社会人ホヤホヤで、電車(ローカル線)の軌道近くで仕事をしている時のこと。レールの高さを測ろうとして、スタッフ(※測量で使用する棒状の金属製の器具)を立てようとした時に、どうやらスタッフの先端部が架線に触れたようで、一瞬「ビリッ」と手先に衝撃が走り、すぐに手放したので大事には至らなかったのでしたが、スタッフの先端が焼けて溶けていました。(お騒がせしましたm(__)m)
皆さんも、感電には注意しましょう!!
❻酔っぱらってヤバい。
今から13年ほど前のこと。同郷の幼馴染のKと久しぶりに再会して、行きつけの居酒屋で呑んだのは良かったのですが、生酒とかを吞みすぎたようで、二人とも酔っぱらってしまい、帰ろうと立ち上がった時にKがよろつき、助けようとしたらバランスを崩して口のあたりがテーブルに当たったらしく、前歯が折れて唇から出血!
酔っていたので痛みはそれほど感じず、気が付いたらタオルを口に当てたまま電車に乗り、自宅に帰って、妻が心配するもそのまま就寝。
翌日(土曜日)、現実を目の当たりにして、慌てて近所の歯医者へGO!
たまたま口腔外科の先生の診察日であったのがラッキーで、それでは手術。
下唇を数十針縫ってもらい、上前歯は根本が残っていたので被せる準備をしてもらったのでした。
ふつう、前夜に救急車ものだったなぁ、と・・・。
応急処置でなんとか助かったわけですが、その後、唇は思うように回復せず、済生会病院で再手術。どうやら、コケてからすぐに手術せずに一晩放っておいたせいか、殺菌しきれてなかったよう。
前歯のほうは、かぶせ物で半年過ぎた頃、歯の付け根付近がふわふわする感じがするのでレントゲンを撮ってみたら、根の部分が化膿していたようでした。これも、怪我した時に思っていた以上に歯の根元にダメージがあったからなのでしょう。
結局、根元の治療後に、インプラントを入れることになってしまいました(なんだかんだで100万円ほどかかってしまった@_@;)。
Kに治療費を請求するわけにもいかず・・・酷い目にあいました。以来、呑みすぎには気をつけてます(^^;)。
❼足が痛痒くなってヤバい。
今から7年ほど前のこと。とある下水道の現場を担当していたのでしたが、いろいろと問題のある現場で、その解決のために残業の嵐と休日返上で、現場に泊まり込み(寝袋生活)でフラフラの毎日を送っていたところ、寛解中であった持病の潰瘍性大腸炎が再燃し(※詳細は改めて掲載します)れてしまい、入院することになりました。
入院中に担当医が症状についていろいろ聞いてきた時に、「腹痛と下血のほかに、立っている時に脹脛から下がむくんで、痛痒い。下肢静脈瘤(※これも詳細は改めて掲載します)が悪化したのかも?」ということを伝えたら、担当医も気になったらしく精密検査(PET検査)を行うことになりました。その結果、左右の下肢深部静脈全体に血栓が広がっており、一部は肺動脈に飛んでいることが判明!
いわゆる、「深部静脈血栓症」並びに「肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群とも言われる)」です。
(※そもそも潰瘍性大腸炎は炎症・出血を抑えるために血液が固まりやすくする性格の治療方法を用いているわけで、合併症としての血栓症はありうる話です 。これに毎日の残業と寝袋生活+休日出勤での長時間にわたるデスクワークが輪をかけて、血流を悪化させたと思われます。)
血栓がさらに肺動脈に飛ぶと心停止で死に至る恐れもあり、急遽、血栓を溶かす薬の点滴開始。そして、心停止を見張るために「ハートモニター」を装着して24時間監視体制!
本人としては、息苦しさを感じるわけでもなく、いたって呑気なもの。
2週間くらい経過したら改善も見られたようで、ハートモニターとはオサラバ。
血栓が剥がれて肺動脈に飛んだとしても、薬が破片を溶かしてくれて大事には至らないそう。点滴もワーファリン錠剤の服用に変更となり、危機は去りました。
けれど、血栓が消えてなくなったわけではなく、少~しずつ減っていってる状態(今も)。
経過診察で、血栓の溶け方が今一つということで、より効果の見込める「イグザレルト錠」に変更(※お財布には優しくない!)し、今に至っています。
以上、7回死にかけた話でした(^^;)。