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#44 居心地がいいとかわるいとか。

梅雨が明け厳しい暑さに狼狽えているこの頃ですが、読者のみなさんはいかがお過ごしでしょうか。


我が家では、翌月末に開催が決まっているGaia Youth 9期の準備が着々と進んでいます。以前と様相が異なるところは、住人の全てではなく半数ほどが中心になってプロジェクトを進めているところです。


確かに広告を作り、募集をかけ、事務処理をし、備品を準備し、講師依頼をして、スケジュールの管理をしプログラムは具体化に向かい続けていますが、プログラムに向ける気持ちの部分の足並みはどうもズレているようです。


会場は我が家を使用する手筈になっているため、プログラムへの関わり方には千差万別あるとしてもプログラム自体に関わらないでいることは住民にとってはほとんど不可能です。ここでひとつ典型的な問いが生まれます。


それは、意見や立場の違いのある人々が、どちらも互いにそれぞれの気持ちを曲げることなく心地良く居られるのか?という問いです。


通常、違いが明快になればなるほどに個個別別の道を歩む選択が取られます。宗教や政治に見られる派閥がわかりやすい例でしょう。この選択はわかりやすい反面、究極的には誰とも同じではない「私」は結局どこにも属するところがないひとりぼっちになる他ありませんし、しばしばその孤独に向き合えない人々は、孤独を回避するために都合のよい部分で一致している集団に仮想の居場所を作り、住み込んでしまいます。それは結局のところ、本当には心地良くはなく、多くは争いのもとにもなるかと思います。


それではどうしたらいいのか?

歩みよりながら互いに居心地の良さは失わないためには、それぞれはどのように生きるべきなのか。また、居心地が良いとか悪いとかは何のことを言っているのか。


書き手自身が現在進行系で居心地云々の解像度が低いためにここまでとなりますが、我が家はまたひとつ節目を迎えているように思います。


今後どのような進展があるのかお楽しみに!




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