#26 シェアハウスの日常レポ

ここ一週間は、穏やかだ。


GWに向けて各々ができることをできる範囲でやっている。


団体としての目標や理念がないのにも関わらず、どこかまとまりがある。


プログラム開催の一番の肝は、ホストの姿勢。

僕らは(少なくとも僕は)自由でおおらかで丸く、でも、どっしりとした人間たちになり合おうとしていると思っていて、そこを知ってほしい。
けれども、そのためには僕ら自身がそうなろうとしていなくては決して伝わらない。それは僕ら自身がよくよく知っている。


この一週間は、なんとなく見過ごし素通りさせがちな小さな小さなわだかまりが雪だるまのように膨れ上がる前に、お互いが率直に声を上げて、集まり話す機会を作り、在りたい姿のほうを語る時間が今までの生活よりも多い気がする。


それぞれが暮らしながらも新たに関わりを深めていくであろうプログラム参加者とともに一体何をしようとしているのか自問している。


僕にとって新鮮なことは、誰も失敗を恐れていないことだ。というよりは、みなが失敗はないというところに立ってしまっている。


ゴールという喜びのためのプロセスではなく、プロセスそのものの味わい深さへのフォーカス。


様々な事象に触れて変化する心模様の移り変わりを愉しむ。

ぼんやりが最近熟読している本に、「行き当たりバッチリ」という言葉がある。


とても響く。
今日も明日も今までももこれからもバッチリ。



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