愛情≠理解

私とあなたは

親子だから…
夫婦だから…
家族だから…
恋人だから…
親友だから…

私の言ってることは
理解してくれて当然でしょ！


余裕がないと
たまにこんな自分勝手な
考え方がやってきて

相手と自分を
がんじがらめにして
自分も相手も苦しめる。

愛情があれば
理解してくれるものだと
いつどこで誰が
言ったんですかね？

愛情があっても
理解できないことは
普通にあって

日本人だけど…
日本語を話してるけど…
分からない時は分からない。

つい
愛してるなら
理解してくれると思ってしまう。

本来は…

考え方が同じであるほうが
奇跡的なことであって
違うことが前提なはずなのに。

若い時は
愛情＝理解
だと信じ込んでたから
人と付き合うのが辛くて。

少し大人になった今は
愛情≠理解
だと思えるようになり
人と付き合うのが楽しい。

自分と同じを
確認する作業から
自分と違うを
確認する作業へと

コミュニケーション
そのものの概念が変わり
理解されないことが
全くどうでもよくなった。

あなたと私は

親子だけど…
夫婦だけど…
家族だけど…
恋人だけど…
親友だけど…

愛情が
あっても
分からないことは
分からない。

ただそれだけ。
そのくらい
シンプルでいいかなと。

分かってもらえないのは
愛情がないから
そう思ってしまいそうな時は

愛情と理解は
別に存在してることを
思い出します。

そして…

相手からは
自分とは違う形の愛情を
もらってることを思い出す。

ほんのちょっとでも
愛情と理解が
一致する部分があれば
それだけで十分なんだと思います。