【2022/05/31|法改正】”不燃材料を定める件の一部改正する告示”が施行されました
三か月ぐらい前からパブコメの募集が始まっておりました、「不燃材料を定める件の一部改正する告示」が2022年5月31日付で公布、当日施行されました。
具体的には平成12年の建設省告示第1400号(不燃材料を定める件)に「厚さ十ミリメートル以上の壁土」が追加されました。
これにより土壁で造られた金損建築物を店舗やホテルに用途変更する場合には、新たに内装制限がかかる場合でも、壁を現しのままにすることが出来るようになります。改正の概要は以前のパブコメ募集時にも記事を書いておりますので、参考にして下さい
また下記のようなパブコメ回答されています。
・合成樹脂を添加した場合は本告示には非該当になる
・告示第225号に規定される「特定不燃材」には非該当である
・中塗りと上塗りで異なる壁土を使用しても、その合計が計10㎜以上となる場合は、本告示の規定する仕様に該当する
・土壁の上に可燃材料を貼る場合は、本告示には非該当になる
パブコメ回答は審査時でも判断に悩んだら参考にしておりましたので、知っていると便利です。
公布後、即日施行ですのでもう適用可能です。
ストック建築物の活用が促進される法改正はどんどん行ってほしいものですね。
ワクコエテでもこれら改正情報を発信していこうと思いますので宜しくお願い致します。
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