見出し画像

(20年上半期編)22卒の大学院生が自分の就職について振り返ってみる

こんにちは。wakudarです。
私は22卒で就職活動真っ最中の大学院生です。
自分の感情・興味の変遷を残しておきたくて、noteに残したいと思います。

1. 2020年4〜6月 ゆっくり動きだす

大学院に進学後、コロナウイルスの影響で部屋に籠るしかやることがなかった私は、Twitterで流れてくる #22卒と繋がりたい などを見ながら、ぼちぼちやるかーと思いながら就活へと動き出します。
一応授業も始まっていたので、これまで学んでいた情報工学系以外の知見も学びたいとのことで、「経営学」「社会学」「心理学」などにあたる授業もしっかりと取りました。これらは難しかったけれどもともと興味があったので、日経新聞を無料購読期間契約(2ヶ月間)して、実際のニュースと照らし合わせながら学んでいました。
就活始めるきっかけとなって動き出しを支えてくれたのが「サポーターズ」という就活サイトでした。元々情報工学系を専攻していた私は、5月終わり頃に友人からの誘いでハッカソンに参加し、そこでリクルートサイトのサポーターズの存在を知りました。自己分析くらいからぼちぼち話聞いてみるかということで、サポーターズで開催されている自己分析イベントに参加登録を進め、その他にも「業界研究の方法」や「就活の全体の流れ把握」など、5件くらい参加しました。参加したといってもオンライン上からただただ話を聞いているだけだったので、正直身になったかは不明です...。でも、全体の流れを頭の片隅に入れることは、予め準備ができるので適切なタイミングで動き出すことができるという意味でも役に立っているのではないかと感じています。


2. 2020年6〜8月 とりあえずインターンシップに応募してみる

学校で「登録してください!」とメールが来た、マイナビ・リクナビ・キャリタスなどの就活サイトにも登録し、徐々に就活してる感が出てきました。そして、6月初めから同じ研究室のメンバーなどの間でも「インターンシップ」というワードが出てくるようになり、そろそろしっかりとインターンシップに申し込む必要が出てきたな...と思うようになりました。
私は、「ソフトバンク」「楽天」「博報堂」「フューチャー」の4社に応募しました。正直今思うと少なすぎますね...
ソフトバンクはインスタの広告でみた地域創生のTRUE TECHというものに応募しました。エントリーシートや1分間アピール動画などを提出したと思います。この時初めてエントリーシートをしっかり書いたので、今見ると多分受かるはずないよなーというようなレベルだと思います。1分間アピール動画も、どんな感じで撮ればいいか分からず、10テイクくらい取り直して提出締め切りギリギリに出したような感じでした。
フューチャーは学校のメールに説明会が開催されるというのを聞いて申し込みました。説明会を聞いて、2週間のエンジニアインターンを開催していると知って、軽い気持ちで申し込みました。エントリーシートは当然ですが、コーディングテストがあると知らず、ギリギリで気づいて締め切り前日に始めました。ただ、自分の実装力にめちゃめちゃ落ち込んで、最初の問題も時間に間に合わなくて、結局最後までやらずに締め切りを迎えた気がします。この時は、エンジニアでやっていけるだろうとたかを括っていた自分が恥ずかしかったですね笑
博報堂はBRAIN CIRCUIT 2020というクリエイター向けのインターンシップに応募しました。楽天のインターンと日程が被っていたのですが、クリエイターどんな感じか知りたく、どっちも受からないだろうなと思いながらも応募しました。エントリーシートの後の一斉WEB試験のようなものが難しかった印象があります。新鮮なアイデアを提案するみたいな課題で、爆死してしまいました笑。今思えば、ああいうのは本当に日々の練習が必要なんでしょうね。。。
最後に楽天です。サポーターズに募集があったのをみて申し込みしました。確かエントリーシートもギリギリで提出できた気がします。その後、運よく面接にまでいくことになり、1日間でのコーディング+面接に参加します。コーディングはCodilityという既存のサービスを使い、1時間で2問の問題を解きました。正直、コーディングはダメダメで、落ちたなー。。。と思いながら面接に参加しました。面接では、英語への苦手意識がないか・これまでのプログラミング歴などを聞かれ、コーディングダメダメだった分、肩の力を抜いて参加できたかなと思います。
結果は、✖️Softbank、✖️フューチャー、✖️博報堂、○楽天というような感じでした。とりあえず楽天受かってびっくり!ラッキー!という感じでした。
あと、テレビ東京の3days説明会のようなものも応募しようと思っていたんですが、これも楽天と日程が被るということで応募しませんでした。
私自身、コロナだしインターンシップは1社いければ十分だろうと軽い気持ちで考えていました。周りの学生とコミュニケーションを取れていなかった(しっかり何社申し込んだとかの話をしていなかった)せいだと思いますが、最近同級生に会うことが少しずつ増えてきていろいろな話を聞くと、もう少しいろんな職種とか1dayインターンとかにも参加しとけばよかったと思います。楽天さんのハッカソン型インターンシップに通過することができたので、9月からの2週間インターンシップに参加することになります。


3. 2020年9月〜10月 自分には何が向いているんだろう・職種ちゃんと考えなきゃな...

9月中旬の2週間を使ってインターンシップに参加しました。参加する前に使用言語だけはメンバーで統一しておいたので、開始まではVue.jsというJavaScriptのフレームワークを書籍を使って勉強しました。その時は全然分からなかったんですが、インターンシップを通してなんとなく使い方がわかってきて少しは貢献できたかなと思います。
話が逸れましたが、内容に入ります。インターンシップでは2週間を通してWEBアプリケーションを作るということだけが決まっており、テーマは当日発表されました。テーマは「オンラインで繋がる」でした(the、コロナって感じですね)。
初めの3日間はアイデアを練って方向性を固めるようなワークで、作ってて面白いか・短い期間で作れるかなどを判断基準にしながら、ブレストを進めていきました。その後、テンプレに沿って発表スライドを作成してProduct Design Reviewという名の社員への発表がありました。その後、システムの機能や処理などを決めていき、チームのメンターの方にSystem Design Reviewを行ってもらいました。
その後、4日ほどかけて開発期間に入ります。バックエンドとフロントエンドに分かれて開発を進めていきます。チーム開発なので、技術力が高い人が引っ張ってくれながら実装を進めていきます。私はフロントエンドとして、主にSCSSを使ったスタイリングを担当しました。
開発終了まで残り1日というところで、徐々に発表スライドの作成にも入りました。世の中の様々な人が感じている「Issue」は何か、というところを重視してスライドを作成していき、みやすく伝わるデザイン・表現になるようにこだわっていきました。「発表言語は英語で」という、楽天さんらしい課題もあり、早めに作って担当決め・発表練習までを進めました。
少し飛んで、発表後の話をします。結果は私たちのチームが1位という結果でした。今振り返ると、それぞれが自分の役割を認識できており、能力を最大化できた、総合力があるチームだったかなと勝手に思っています。
私にとって、このインターンシップは非常に濃いものになったと同時に、エンジニアで就職することについて少し危機感を覚えました。

これまで、C言語を授業で学び、HTML/CSSなどを独学で身に付けてPythonはバイトで勉強させてもらっていた自分からすると、「なんとなくプログラミングできます」「なんとなくITわかります」感がありました。しかし、このインターンシップを通して、もっと考えて実装する経験がないとエンジニアとしてはこれから出世できないんじゃないか、とひしひしと実感しました。
そして、エンジニアじゃない職種=「コンサルタント」「PM(PjM)」「テレビで働きたかったなー(テレビ局のエンジニアとか?)」などといろいろな職種について調べ始めます。ただ、もう少し早めにやるべきだった...


上半期まとめ 

上半期は、就活の全体像が把握でき、インターンシップ参加によって自分のやりたい職種・企業について考える機会になったと思います。もう少し広い視野で進められたかもしれないという反省は少しだけありますが、他人と就活の進度を比べても無駄だと思うので、自分は自分のやりたいことができるようにこれから下半期の就活本格化してくる時期を楽しみつつ、自分の希望が叶うようにしていければと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(date: 2020/10/25)

いいなと思ったら応援しよう!