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自分が自分を生きるプロになる

プロフェッショナルとは?仕事とは?
好きな事で生きていくこととは?

人に仕える事と書いて仕事
人々が求める事に応えるのが仕事

人手が必要な現場、長距離を早く移動するために飛行機や新幹線が発明された、夜の暗闇を照らす灯、承認欲求を満たす為のSNS、家賃を抑える為誰かと一緒に暮らす為のシェアハウス、定額使い放題のサブスクリプション、家事代行サービス、お店の店員、などなど

誰かが必要とした物事に応えられた時、その対価としてお金をいただく。
価値のあるものに人はお金を払う。人の本気にお金を払う。

好きな事で生きていく=自分の好きな事、自分のスキルが世の中に必要とされる。誰かが求める事にマッチする。
好きな事で生きて行きやすい時代にはなったが、好きな事だけで生きていけるほど世の中甘くない。世の中で輝いて見える人たちは、見えないところでとてつもない努力をしている。

自分を貫いた先に、その貫いた姿に誰かが心を動かされたり人生を変えるような体験をすることができる。

自分を貫き通すのは本当に大変で、勇気がいる。
自分を自分が信じ続けることはかなり難しい。
それをずっとやり続けることが出来る人がプロになれる。

自分の間違いを自分で認められること
自分のできない事を自分が知っていること
自分の弱さを自分が知っていること

この先出来る気になってる、今出来てる気になってる、誰かのおかげで出来ているのに自分の手柄だと思っている、身の丈を勘違いしている状態が危険な状態。

自己啓発の本を読んだり、高額のセミナーを受けたり、メンターをつけたりするのはもちろんいい事だと思う。
気持ちを高めたり、自分の習慣を誰かに矯正してもらったり、律することの出来ない自分を変えていくにはそれなりのエネルギーが必要で、その為にお金というエネルギーを注ぐのは自分の力になる。

ただ、セミナーを受けたり本を読んだりすると、モチベーションが爆上がりして良い感じにはなるけれども、それは内面の話だけで「出来る気」「出来てる気」になってるだけで、
実際に行動して結果が出るのはその後。変わった自分になってる気になるのがものすごく危ない。

未来を描き、夢を描き、そこに向かって頑張るのは
ものすごく大切だけれども、
今のありのままの自分をまず認めて、受け入れることから始めることが大切だと感じている

プロフェッショナルとはその道を極めた人たちの事を言うのだけれども、妥協せず、細部までこだわり、自分を貫いて、たくさんの時間と労力を費やしてきた人たちの事をいうのだと思う。

「これでいいっか」「まあいいや」とあらゆる妥協をして、
楽な方、楽な方へ進み、中途半端な結果になる。
これじゃあアマチュア止まり。
情報を掻き集めて理論武装しても、本物のプロには何一つ太刀打ちできない。小手先のノウハウなんかじゃ、本当の意味で感動なんかできない。

僕はプロフェッショナルのステージでずっと輝いていたい、死ぬまで現役でいたい。
何事においてもプロフェッショナルになる!

これは音楽活動だけのことではない、
夫のプロ、父親のプロ、暮らしのプロ、仕事のプロ
自分を生きるプロになるんだ。


自分のエゴだけを押し付けるようなダサいオヤジが多い、若い頃ならまだかわいいなぁと思うけれど、ずっと変わらずに同じことをし続けてるとかなりダサい。

自分自身を受け入れられる器の広さ、柔軟性を常に持っていたい。


いま、餃子の仕事では数万人規模のイベントに出店することも出来るようになり、年間では万単位の餃子を作り、万単位の人たちに食べていただけるようになった。
日々美味しさの追求をしていて、調味料や食材もこだわり、皮から手づくりでつくること。一つ一つ丁寧に向き合うっていくと、やはり美味しい餃子が生まれてくる。

こうやって妥協せず、細部までこだわり、時間や労力を費やしていくと、あらゆるジャンルのプロの人達にも届き、
この美味しさの深みを感じてもらえるようになる。

プロフェッショナルな人たちの感性はものすごく鋭く、感度もものすごく高い。
そこに込められた気の量や深さをちゃんと受け取ってくれる。

飲食業界に入って10年、アーティスト活動は6年、夫は5年、父親は4年。全然まだまだ。
飲食や餃子で培ってきたモノを音楽や暮らしにどんどん還元していきたい。

そして32年間生きてきたけど、自分自身をしっかり生きてこれたのは果たしてどれくらいだろう?自分自身を生きるプロになるにはまだまだこれから鍛錬が必要だ。

あぁ悔しい。

まだまだ未熟な自分が悔しい。

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