自社のビジネスモデルにマーケティング4.0の要素はあるか
地域活性化の専門家木下斉さんのジブン株式会社マーケティングスクールでマーケティングを学びなおしています。
今回のテーマはコトラーの「マーケティング4.0」でした。
マーケティングの権威であるフィリップ・コトラーの「マーケティング4.0」では、顧客の「自己実現」を満たすことが重要とされています。SNSの普及により、誰もが簡単に自分を表現し、情報を発信できる時代です。こうした時代背景を考えると、私たちのビジネスやコミュニティ運営にマーケティング4.0の要素をどう取り入れるかが鍵になります。
自己実現を促すビジネスの工夫
今回の放送を聞いて思い浮かんだのが、ある女性向けのビジネススクールです。そのスクールでは、参加すること自体が参加者にとって誇りであり、多くの参加者がその体験をSNSで積極的に発信しています。また、修了生がスタッフとして関わる仕組みを取り入れ、自分のこととしてスクールを捉えられるよう工夫されています。
このような形でコミュニティを運営する際、マーケティング4.0の考え方を活かすために大切なポイントが見えてきます。
マーケティング4.0を活かすための3つの要素
参加することを誇りに思える仕掛け
思わず写真を撮りたくなる演出
参加者が自分事として取り組める役割の提供
わくらく20周年パーティーで見えたマーケティング4.0の要素
7月に開催した「わくらく20周年パーティー」を振り返ると、私たちのイベントにもこうした要素がありました。
20年続く歴史がコミュニティの誇りに
参加者のドレスアップや久しぶりの再会、お料理の美しさで思わず写真を撮りたくなるシーンが演出されていました
参加者による出し物や抽選会で、一人ひとりが役割を持つことで、自分事として楽しめる仕掛けがありました
普段の活動にもマーケティング4.0を
こうした「ハレ」の場だけでなく、日常のイベントやサービスにもこれらの要素を取り入れていきたいですね。日常の活動の中で、参加者が誇りを持ち、楽しみながら役割を果たせるような仕組みを設計することで、コミュニティがより豊かなものになると感じます。
弊社のマーケティング強化のためにも、コトラーのマーケティング4.0改めて学びなおしたいと思います。