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わぴあインタビュー(15)株式会社山西商事 石田 良子さん

—— 石田さんは地元に根ざした活動を大変されているとお伺いしています。自己紹介をお願いします。

 山西商事の石田です。和光市駅前にある「駅前商店ひまわり」と西本村桜公園そばのわこう翔裕館内にある「地域交流施設ひまわり」を運営しております。両方のひまわりではコミュニケーションを大切に食育をメインに和光市産の野菜の販売、地産地消を推進しています。また、私の出身である旧山古志村のお米を使った商品で山古志本舗のブランドを立ち上げ、羽田国際空港直結「羽田エアポートガーデン」に店舗を構えております。


—— 和光市広沢複合施設「わぴあ」には、どのように関わっていく予定ですか?

 当初は「わぴあ」に新設される「おふろの王様」の中に店舗を構える予定だったのですが、このコロナ禍の中で、難しくなり棚を借りて販売することになりました。そこに、和光市産の野菜、果物それらを使って作った惣菜や弁当、又、弊社オリジナル商品、わこうっちグッズ、その他もろもろ商品を販売させていただく予定になっています。


—— 「駅前商店ひまわり」について教えていただけませんか?

 「駅前商店ひまわり」は、今からちょうど10年前なのですが、和光市でコミュニケーションを大切に皆が集える場所が出来たらいいなと思い始めました。小さなお子さんから高齢者の方が来ていろいろお話ができたらいいなと思いその中で、どうせだったら和光市の商品を販売をしたいなと思いまして、地元の商店でも駅から遠い店舗、お豆腐屋さんであったりかつお節屋さんであったり、その他いろいろな方に声をかけて、うちのお店で販売をさせていただいております。安心安全食品をもっとうに商品を揃えています。
 あと一番の「駅前商店ひまわり」の売りは、やはり和光市産で採れた野菜を使ったお惣菜・お弁当の販売です。地産地消ですね。お米は旧山古志村のコシヒカリを使用しています。新型コロナウイルスが流行する前は、市役所でも販売をしておりました。今はJA和光に卸しております。市内幼稚園、小中学校からの予約もたくさんいただいております。


—— 「地域交流施設ひまわり」についても教えていただけませんか?

 「地域交流施設ひまわり」では、和光市の委託事業として「うぇるかむ事業」をやらせていただいております。65歳以上の元気な高齢者をターゲットに介護予防を行っています。地域の近くにお住まいの方が歩いてやってくる場所で、現在の定員は20名なのですが、いつも満員御礼状態です。月に6回の開催で音楽・体操・製作と毎回専門の先生が来て教えてくれます。介護予防の大切さを利用者さんと一緒に楽しみながら活動しております。
 その他ですが、地元の方が「地域交流施設ひまわり」のブースをレンタルして、お誕生日会や、いろいろなイベントに使っていただけるようにレンタル事業もしております。

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—— 「わぴあ」に期待することは何でしょうか?

 そうですね。コロナ禍の中だと本当に難しいのですが、当初の予定だと和光市民だけでなく、いろいろな方の「集いの場」と言いましょうか。多くの人が集まって来る「賑わいの場」になることを期待していたと思います。その想いは今も変わりません。「わぴあ」にいろいろな人が集まって、いろいろなイベントをやったりして、和光市の新しいシンボルになってくれればと思っています。


—— 「わぴあ」ですが、和光市初の公民連携事業です。この公民連携についてどのように思われますか?

 いろいろな地方自治体ではもう公民連携は始まっていたと思いますが、少し和光市は着手が遅かったのかなと思っています。自治体と民間が一体になって事業を展開していくことは、社会的・公的な活動に対しても民間企業の持つノウハウも活用できますし素晴らしいことだと思います。すごく期待しています。


—— 今度はユーザーとして「わぴあ」を利用される予定ですか?

 もちろん利用する予定です。今もお友達にはいろいろと宣伝活動をしています。「わぴあ」には、「おふろの王様」もありますしプールもあります。イベント広場もあったりコワーキングスペースもあったり、市民が活動するスペースもいろいろありますので、「わぴあ」がオープンしたら、せっかくだし、積極的に「わぴあ」を利用しようと言っています。


—— 他の市民の方へのメッセージをお願いします。

 「わぴあ」が、「あそこに行くとすごく楽しいよ!」とか「あそこに行くといろんなことがあるよ!」と言われるような和光市のシンボルになればと思っています。市民の方もできるだけ足を運んでいただいて、一緒になって盛り上げていってもらえればと思っています。

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(聞き手:一般社団法人和光市広沢エリアマネジメント 代表理事 小松 裕介)

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