五月のはじまり
五月始まって、早4日が過ぎた。
noteをこうして真面目に(?)書くのも久しぶりだ。
ただ単に言葉を書き残しておきたいときょうは思ったので、noteに言葉を記すことにした。
表現欲が高まっているのである。
最近の私は、飛行機の飛行で例えるなら、漸く安定飛行になった。
CAがオレンジジュースやコンソメスープを配ることの出来るあの時間。
乗客たちがゆったりと寛げるあの時間。
ただその安定飛行もどこまで続くか分からない。
人生という果てしない旅の中で、機体がかすかに揺れたとき、私のからだは吐き気を催したり、立っているだけで息が詰まりそうになってしまう。
1週間ほど前は風呂でのぼせ、暫く立っていられなくなり顔面蒼白になってしまった。
毎日が闘いなのだ。
私が日々の中で、辛いと思う瞬間は、眠りにつく時間と朝起きる時間だ。
全身に血が巡っていない、うごかない、そう思ってしまう。まるで蒟蒻のようだ。
何も出来なくなってしまう。食べる気力さえも無い日だってある。
これは怠けなのか、私だけの感覚なのか。
なぜみんなと同じことが出来ないのか。
心に靄と霧がかかる。
こういう時、私は孤独(ひとり)だと感じてしまうのである。
ムクリ、とやっとの思いで起きて、鏡の前で、腕を触る。
筋肉がない。物理的に細い。やせ細っている。
自分で自分を抱きしめる。セルフハグをする。
からだをたしかめる。
その時に私のからだの造形が浮き彫りになる。
この舟で生きていけるか。
果たして航海していけるのか。
そんな体調の中でも精神の薬や、過敏の薬をのんだり、滋養強壮剤や、排便を促す薬を毎朝のむ。
そうして生きている。
この頃は、比較的好きなところに出向くようにしている。
もう周りの人など、景色など、何も気にせずに。
5月1日
家でぐうたらと過ごす。
5月2日
ゼミを終えたあと、大学の図書館で前から借りたかった本を好奇心に任せ、7冊もの本を借り、(絶対2週間で読めないとわかっているのに)電車を乗り継ぎ大阪で降りて馴染みの喫茶店マヅラに寄ろうとした。
店に着いた時刻は20時10分。
店は30分までやっていると予め電話で聞いたのだが、もうその頃には閉まっていた。
月替わりのオレオのケーキが食べたかったのだが、あと一歩遅かった。
仕方ないと諦め、
前から気になっていた定食屋しんぱち食堂にて、
「鮭ハラス定食」を頼む。
腹が減っていたので、40分ほどでご飯と御御御付け、鮭ハラス、大根卸を流し込むように食べた。
その後、TOHOシネマズ梅田に駆け込み、浜田省吾さんのライブが再現された映画のムビチケを買いに行った。
結局地元に帰れたのは23時ぴったりだった。
その日は24時すぎに就寝することが出来た。
5月3日
その日は、10時半に目覚めた。
その後食事を取ったあと、14時すぎまで眠ってしまった。
このままでは一日を無駄にしてしまうと思った。
急いでラフな格好に着替え、公園に出かける準備をした。
コンビニに寄って、450mlのリプトンミルクティーのパックだけを買った。(ずっと飲みたかったものだったので嬉しかった。
新発売でなく旧発売。味は人工甘味料的な甘さはなく、甘さは控えめで美味しかった。)
ストローをつけてもらった。ありがたい。
家の近くの公園に入り、never young beachをイヤホンで聴きながら川沿いの道を歩いてゆく。
その道中にあるベンチに腰をかけた。
リプトンを開け、飲みながら暫く自然を感じる。
自然が戦いでいるのが、いつも嬉しい。
胸が満たされてゆく。
大きな黒い犬を散歩させている人や、ロードバイクの後輪だけで颯爽と走ってゆく面白い人、キャラメル色をした野良猫を見た。
今週の課題である元町の書店『本の栞』さんで買った、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を30頁まで読む。
付箋を持っていっていたのだが、ここは感想が書けそうだ、良い文章だと思ったところに付箋の色分けなど気にせず、ペタリペタリと貼っていった。
付箋を取り、本にペタリと貼る。
そんな行動ひとつでさえも楽しい。
私は、生きていると感じることが出来た。
本の文字の中に潜水すること、一つの本と向き合うことが今の私にとって必要なことであると思う。
なぜなら、スマホに時間を奪われていると感じるから。それから、ひとつのことに集中出来ないから。
18時を回ったところで、公園を後にした。
その後は母と地元のショッピングモールに出掛けた。
無印良品の本が置いてある売り場に吸い寄せられるようにして、たどり着いた。
気になる本がいくつかあった。
・岡本太郎『今日の芸術』『誰だって芸術家』
・フランツ・カフカ 『絶望名人カフカの人生論』
・難波里奈 『純喫茶コレクション』
・長田弘 『ことばの果実』『死者の贈り物』
・さくらももこ 『コジコジにきいてみた。』
『たいのおかしら』(古本)
・ハン・ガン 『すべての、白いものたちの』
・稲葉俊郎 『いのちを呼びさますもの』
・寺尾紗穂 『天使日記』
・福岡伸一 『芸術と科学のあいだ』
その間にユニクロとGUをみた。
大好きなブランドmamekurogouchiとのコラボ服を実際に見てきた。
ニットが可愛い。また安くなった時に買おう。
そう心に誓った。
4階の紀伊國屋書店に移っても、気になる本をチェックした。
・凪良ゆう『汝、星のごとく』
・シモーヌ・ド・ボーヴォワール『第二の性』
・ジル・チャン 『静かな人の戦略書』
・奥野宣之『人生がうまくいく231の知的習慣』
・永松茂久 『君は誰と生きるか』
・内藤誼人 『自信をつける習慣』
その後は下のスーパーに寄って、オードブルと酒、前々から気になっていたノンアルコールワインを買ってもらった。
そのノンアルコールワインが辛口だったのだが、食事に合い、飲みやすく美味しかった。
次も飲んでみようと思った。
5月4日
今日も10時半に目覚めた。
山下達郎さんの『for you』を聴きながら、
ベッドの上で過ごした。
まつげエクステの予定が14時半から入っていたので、着替えて久しぶりにアイメイク以外のメイクを施し、電車でサロンに向かった。
まつげエクステを終え、
天王寺に着いたのは16時過ぎだった。
家族に言われたお使いのために百均を2店舗ハシゴした。
osajiのネイルポリッシュが欲しかったので、百貨店に向かった。
左手に購入した色味を店員さんが塗ってくれた。
可愛い。
少し値の張るネイルポリッシュだったが、限定品ということもあり、お守り代わりに買うことにした。
それから程なくして今日の目的地であるスタンダードブックストアに着いた。
いちごのヴィクトリアサンドイッチケーキとカフェオレのアイスを頂いた。
ケーキはいちごの酸味が程よくきいていて、美味しかった。
カフェオレがものすごく当たりだった。
カフェオレは最近好んでよく飲むようになった。珈琲が苦手な私だが、カフェオレなら飲めるようになった。
新しい発見である。
その後また紀伊國屋書店に寄り、気になった本を立ち読みした。
食事を家で取りながら、今これを書いている。
明日はどこに出かけようか。
小舟でもいい。ボロボロの船でもいい。
漕ぎ出さなければ何事も始まらないことは私だってよく知っている。
こうして言葉にして、日々を繋いでいきたい。
自分の部屋が過去のもの、最近のもので埋め尽くされ、悪い空気が漂っている。
部屋を綺麗にしなければ。
私は21歳、何事にも好奇心旺盛すぎる、
音楽を真っ直ぐに愛す大学四年生である。
私の夢は、部屋を自分だけの基地にすることである。
そして知らない街や知らないこと、知らない人に沢山出会い、沢山の経験を積むことだ。
誰よりも、飛躍したい。
意志を持って、生きていきたいのだ。
真っ直ぐに突き進む、独りで。