#018 36歳になりました。
10月に入り、36回目の誕生日を迎えました。35歳の振り返りと36歳の抱負を書き綴っていきたいと思います。
<35歳を振り返る>
35歳は「妊娠・退職・出産の歳」でした。
35歳の誕生日の翌日に胚盤胞1つを移植しました。モニターにカルテが映し出されたときに35歳と表示され、「あぁ35歳になってしまった、高齢出産だ」と思ったのが懐かしい。
移植後、妊娠検査薬で陽性の縦線が見えても、初期流産を繰り返していたので、手放しでは喜べませんでした。エコー検査をする度に、ダメだったときのために”あまり期待しないでおこう”という気持ちと”お願いどうか順調に育って”という2つの気持ちが葛藤していました。安定期に入ってやっと安心できるようになったと思う。
産まれてからの気持ちとしては、無事に赤子が産まれたからって不妊で苦しんできた気持ちが浄化されるわけでもなく、自分より後に結婚したのにすぐに妊娠できた人を見たり、芸能人の妊娠報告をニュースで知ったりすると、おめでとうという気持ちより「私は苦労したのに」という黒い気持ちが、今でももやもやあがってきてしまいます。
27歳のときの失恋と不妊治療の経験の傷は思った以上に深く、結婚しても赤ちゃんを産んでも傷が癒えることはなく、どう向き合っていけばいいのか未だに分かりません。
精神疾患で休職していた職場を退職しました。本当は働きながら妊娠・出産して産休育休をとって働き続けたかったけど、職場に休職中に妊娠したことを知られたくなかったし、厚かましく休職を続けて産休育休を取る勇気もなかったし、働き方も変えたかったので辞めるしかなかった。辞めたことに後悔はないです。
出産について、本当は無痛分娩がよかったけど無痛分娩に対応している産院の予約が埋まってしまい、仕方なく近場の産院で経膣分娩で出産することになりました。
出産の痛みに耐えられるか不安で、医療が進んでお金を払えば痛みを和らげることができるのにそれが叶わなかったことを受け入れられなかったけど、思い返すと産むのは一瞬でした。安産だったということもあるけど、人生観が少し変わり「案ずるより産むが易し」とは正にこのことかと思いました。今後はあまり考えすぎずに飛び込んでいきたいと思います。
<36歳の抱負>
36歳は「start and continue」の歳にしたいです。
職業・将来の働き方・資格試験や副業について色々調べたものの、調べた分だけあたまでっかちになって、結局なにも着手できていません。
やりたいことは沢山あるけどなかなか始められずにいます。(英語・中国語の継続学習、プログラミングの勉強、資格試験の勉強、ペーパードライバー講習を受ける、ジムに通う、etc)。wishリストでも作ろうかな。