#021 産後再就職先・キャリアプランを考える①
そろそろ再就職について考えなければならない時期になりました。
というのは、赤子を1月から保育園に入れたので3月中に仕事を見つけ、4月中に働きだす必要があるからです。
再就職活動を進めるにあたり、今の自分にちょうどよい本を見つけました。
こちらの本の内容に沿って再就職先について考えたいと思います。
理想の職場・仕事の条件を洗い出してみる
実現できるかはさておき、まずは理想の仕事の条件について列挙してみます。
・フレックス
・基本リモート、時々出社
・ある程度自分の裁量で仕事を進められる
・年収400万円以上
・オフィスがきれい、トイレがきれい
・IT関係もしくは法律関係の業界/職種(今までの経歴を活かせる)
・語学を使う(英語/中国語)
・海外出張がある
・将来的に海外駐在可
以前の仕事の愚痴から、次に働く環境について考えてみる
今までの職場の嫌だったこと・愚痴からの掘り下げ
・上司が嫌い(気分屋、仕事を振らない)
→なぜ嫌?:出社しているのに暇、成長を感じられない、経験値を積めない、やりがいを感じられない
⇨どういう環境がいいのか?(なぜ嫌かの裏返し):ちゃんと自分のする仕事がある、成長できる、経験値を積める、やりがいを感じられる
・成長を感じられない、スキルが身につかない
→やりがいを感じられない、成長を感じられない、自分の市場価値があがらない
⇨やりがいを感じられる、成長できる、自分の市場価値があがる
・裁量がない
→細かいやり方を指示されるのが嫌、人の目を気にしたくない、監視されたくない
⇨やり方を自分で決められる、自分のペースで仕事を進められる、人の目を気にしなくてよい
・ドメスティックな環境
→語学を使えない、語学を学ぶ機会がない、海外出張に行けない
⇨語学を学べ・使う機会がある、海外出張に行ける
・評価されない
→毎日が消化試合のように感じ働く意味を感じられない
⇨毎日が充実していて働きがいを感じられる
・外出できない
→気分転換できない
⇨気分転換できる
・オフィスが古い、トイレが和式
→出社しても気分があがらない
⇨出社するだけで気分があがる
・少し後から入っただけでなぜか後輩扱い(年次的には自分のほうが年上)
→正当に評価されない、転職のタイミングなんて運だろうが
⇨転職したタイミングではなく正当に評価される
・人間関係が悪質
→人間関係で悩みたくない、仕事の本質的なこと以外でストレスをためたくない
⇨人間関係が良好、もしくは人間関係で悩まないくらい希薄な関係
・通勤に時間がかかる
→有効に時間を使えない、出退勤するだけで疲れる
⇨出退勤で疲れないくらいの出勤時間
・事業内容に興味がない
→業務知識が身につかない
⇨業務内容や扱うサービス・商品が知りたいと思えるようなもの
思い込みに気付くノート
本当は「こうしたい」と思うこと
・①海外に行きたい
→②それを制限している「考え」とは?:行けないに決まっている。自分なんか役に立たない。お金の面が心配。家族帯同が心配。
→③どうしてそう思うのか?:今まで行けなかった。一度海外出張があったけど、全く役にたたなかった。
→④本当に?:業務知識やスキル、語学力があれば大丈夫だと思う
→⑤②の反対の例:行けるかもしれない。私でも役に立つことがあるかもしれない。お金は稼げばいい。家族帯同してもよいし別で暮らしても良い。
選択に悩んだときのノート
再就職先・就職活動の軸について考えたいと思います。
プラス・マイナスで考えるワーク
【STEP】
①選択肢の洗い出し
→②選択肢の「プラス点」の書き出し
→③選択肢の「マイナス点」の書き出し
→④それぞれの選択肢に「本当にそう?」と尋ねてみる
→⑤マイナス点を解消する方法がないか考える
→⑥気分が乗る選択し
A.首都圏の会社にデータ関係の仕事(未経験)で転職し、リモートと定期出社する
→②プラス点:将来性のある仕事に就ける、給料が高い(地元より)、就職先の選択肢が多い、東京に行ける、知的好奇心が満たされる、キャリアを積んで転職しやすい、経験を積んでフリーランスとして働ける、(フレックスであれば)柔軟な働き方ができる
→③マイナス点:交通費・宿泊費がかかる、移動時の体力面が心配、子どもと一緒に過ごす時間が減る、未経験なので慣れるまで大変・勉強する必要がある、仕事が合うかは分からない。今のところ海外求人が少ない。
→④本当にそう?:赤子を育てながら未経験の仕事、初めての会社、東京への通勤・宿泊、をこなせるか不安。本当にデータの仕事やりたい?できる?年齢的に未経験の職種で大丈夫
→⑤マイナス点を解消するには?:出社回数が少ない・日帰りできる会社を選ぶ。本当にやりたい仕事なのか試してみる。仕事に裁量がもてる会社を選ぶ。海外求人・キャリアプランについて考えてみる。未経験のため研修や指導体制がしっかりしている会社を選ぶ。
B.首都圏の会社にSE職(ブランクあり)で転職し、リモートと定期出社する
→②:給料が高い(地元より)、就職先の選択肢が多い、東京に行ける、キャリアを積んで転職しやすい、経験を積んでフリーランスとして働ける、社内SEやプロマネであれば海外求人がそれなりにある、ブランクがあるがSEとしての経験を活かせる、(フレックスであれば)柔軟な働き方ができる
→③マイナス点:交通費・宿泊費がかかる、移動時の体力面が心配、子どもと一緒に過ごす時間が減る、ブランクがあるので慣れるまで大変・勉強する必要がある、仕事が合うかは分からない
→④:赤子を育てながらブランクがある仕事、初めての会社、東京への通勤・宿泊、をこなせるか不安。そもそもSEの仕事好きだった?
→⑤:出社回数が少ない・日帰りできる会社を選ぶ。仕事に裁量がもてる会社を選ぶ。本当にまたできる仕事なのか試してみる。ブランクがあるので研修や指導体制がしっかりしている会社を選ぶ。
C.首都圏の会社に事務職(主に法務)で転職し、リモートと定期出社する
→②:給料が高い(地元より)、就職先の選択肢が多い、東京に行ける、キャリアを積んで転職しやすい、海外求人あるかも、今までの法律事務・法務の経験が活かせキャリアに一貫性が出る、(フレックスであれば)柔軟な働き方ができる
→③マイナス点:交通費・宿泊費がかかる、移動時の体力面が心配、子どもと一緒に過ごす時間が減る、法務の経験値が少ないから即戦力にならず期待外れになるかも
→④:赤子を育てながら初めての会社、東京への通勤・宿泊、をこなせるか不安。そもそも法務の仕事好きだった?適性はある?自分に裁量がない状況でも大丈夫?
→⑤出社回数が少ない・日帰りできる会社を選ぶ。本当にまたできる仕事なのか試してみる。仕事に裁量がもてる会社を選ぶ。
D.地元の会社にデータ関係の仕事(未経験)で転職し、リモートと定期出社する
→②:通勤時間がかからない、子どもと一緒に過ごす時間が多くなる、交通費・宿泊費がかからない、地元の情報が手に入る、キャリアを積んで転職しやすい、経験を積んでフリーランスとして働ける、(フレックスであれば)柔軟な働き方ができる
→③:給与が低め、採用数が少ない、リモート・フレックスを取り入れている会社が少ない、未経験なので慣れるまで大変・勉強する必要がある、仕事が合うかは分からない
→④:就職先の選択肢がだいぶ限られない?本当にデータの仕事やりたい?できる?
→⑤:本当にやりたい仕事なのか試してみる。仕事に裁量がもてる会社を選ぶ。海外求人・キャリアプランについて考えてみる。未経験のため研修や指導体制がしっかりしている会社を選ぶ。
E.地元の会社にSE職(ブランクあり)で転職し、リモートと定期出勤する
→②:通勤時間がかからない、子どもと一緒に過ごす時間が多くなる、交通費・宿泊費がかからない、地元の情報が手に入る、キャリアを積んで転職しやすい、経験を積んでフリーランスとして働ける、社内SEであれば海外求人がそれなりにある、ブランクがあるがSEとしての経験を活かせる、(フレックスであれば)柔軟な働き方ができる
→③マイナス点:給与が低め、リモート・フレックスを取り入れている会社が少ない、ブランクがあるので慣れるまで大変・勉強する必要がある、仕事が合うかは分からない
→④:本当にSEの仕事やりたい?できる?自分に裁量がない状況でも大丈夫?
→⑤:仕事に裁量がもてる会社を選ぶ。地元本社ではなく、支店で少人数体制で自分のペースや裁量をもってできるような職場がよさそう。本当にまたできる仕事なのか試してみる。ブランクがあるので研修や指導体制がしっかりしている会社を選ぶ。
F.地元の会社に事務職(主に法務)で転職し、リモートと定期出勤する
→②:通勤時間がかからない、子どもと一緒に過ごす時間が多くなる、交通費・宿泊費がかからない、地元の情報が手に入る、キャリアを積んで転職しやすい、海外求人あるかも、今までの法律事務・法務の経験が活かせキャリアに一貫性が出る、(フレックスであれば)柔軟な働き方ができる
→③マイナス点:給与が低め、リモート・フレックスを取り入れている会社が少ない、法務の経験値が少ないから即戦力にならず期待外れになるかも
→④:そもそも法務の仕事好きだった?適性はある?自分に裁量がない状況でも大丈夫?
→⑤:本当にやりたい仕事なのか試してみる。仕事に裁量がもてる会社を選ぶ。海外求人・キャリアプランについて考えてみる。未経験のため研修や指導体制がしっかりしている会社を選ぶ。
気分がのる選択は➡決められない(笑)!
・ある程度自分に裁量があり、自分のペースで働ける
・成長できて経験が積める
・首都圏の場合は多くて週1出社。地元企業の場合はリモート・フレックスを取り入れいてる会社
であれば、場所や職種を問わないで採用試験を受くという結論に至りました。
そして、
「起業のビジョンやサービスに価値を感じるか、その仕事を好きになれそうかという直感」という指針をもって、再就職活動を進めていきたいと思います。