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ダホンの復活

2006年の春に購入したダホンのボードウォークがあるのだが、ここ10年あまりはほとんど乗っていなかった。2008年に上り坂で立ち漕ぎしようとしたときに、前輪が浮いて右側に叩きつけられるように落車してしまったことがあり、どうも要注意な自転車だと思っていたからでもある。

加えて10年前ぐらいに、折りたたむときにフロントブレーキワイヤーの具合がおかしくなって、フロントブレーキが動作しにくくなり、そのまま放置してあったという次第である。

最近(といったってもう数か月も前であるが)、リハビリサイクリングでBSモールトンを乗るようになり、小径車の扱いにも多少慣れてきた面もあって、ずっとほっぽらかしであったダホンも何とかしたいと思うようになってきた。

それで、きのう、フロントブレーキワイヤーの取り回しなどを調整してみたところ、なんとか乗れる状態になったので、試走してみたのであった。またしてもウイリー落車などになるのは御免蒙るので、ともかく大人しく乗ってみた。

以前に落車した原因は、青森への取材の帰りで背中に重い荷物を背負っていたことと、ローギアードになっていたためかもしれない。予期せず過大な後輪荷重がかかって、立ち漕ぎと同時に捻るようにトルクがかかった方向に落車してしまったのだ。ヘルメットをしていたので良かったが、ヘルメットには擦り傷がついたし、肘には擦過傷が生じてさんざんな結果だった。

そういうわけで、小径車は大人しく乗るのに限るのである。外乱に対する許容度が低いのである。

でもまあ、試走した結果はそう悪くはなかった。炎天下だったので、ほんの10分程度走っただけだったが、20インチでもやや太めのタイヤを履いているので、乗り心地も悪くはなかった。

2006年当時、このダホン・ボードウォークは4万円を切るぐらいの価格だったように記憶しているが、部品はかなり換装してあり、現在は下記のような仕様となっている。

●サドル/ブルックスB17
●ペダル/シルバンライト&ハーフクリップ
●クランク/スギノプロダイ
●チェーンホイール/スギノプロダイ
●サムシフター/シマノデオーレXT
●ブレーキレバー/シマノデオーレ
●ブレーキ本体/フロントはノーブランドショートストローク
●ホイールナット/3点をウイングナットに換装
●マッドガード/自作木製を装着


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