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20年愛用のシングルバーナー

以前にも書いたことがあると思うが、キャンプ用/野外用のシングルバーナーもいろんなものを使ってきた。かれこれ35年くらい。

燃料もホワイトガソリン、ガスのOD(アウトドア)缶、ガスのCB(カセットガス)缶の3種類を使ってきた(アルコールストーブもあるけど、器具としてはシンプルなので、ここでは除外しておく)。

その中でいちばん使いでがあって、稼働件数の多かったのが、カセットガスのCB缶を使うタイプだ。何と言っても燃料価格が手頃な上、ほとんどどこでも手に入る。コンビニやスーパーや100均で1本100円程度で売っているし。

さてそのCB缶を使うシングルバーナーであるが、私が愛用しているのは、イワタニのジュニアコンパクトバーナーというタイプだ。他のメーカーのものでも使ったものはあるものの、これに優るものではなかった。

購入したのは2002年頃なので、細部の機能とかは現行品と違っているのかもしれないが、画像で見る限り、基本的な設計は同じであるようだ。価格は当時よりも上がったが、内容から言って高いということはないと思う。

では、私にとってのイワタニジュニアコンパクトバーナーの長所を述べる。

①本体の大きさの割に足やゴトクの径が大きく、安定している
大きめのコッヘルなどを使う場合も安心感がある。
②耐久性があり、長期間の使用に耐えうる
吹きこぼして洗ったことなどもあるが、私は20年使っている。
※ただし圧電着火装置は比較的早い時期に壊れた。
③足が熱くならない
これはけっこう重要である。
④CB缶(カセットガスボンベ)を装着したときのバランスが良い

見た目にもすっきりしているし、テーブルの上等でも安定感がある。

もちろん短所もある。

①比較的かさばるのと重量があるため、用途は限られる
自転車での野外活動のときには私はOD缶用のもっと軽いものを使う。
②低温環境にはおすすめできない
気温が低い場所ではCB缶とバーナーの特性から著しく能力が落ちるだろう。
③遮熱板がないので、輻射熱等には要注意である
メスティンなど細長い器具を使うときなどは、方向に気を付けたい。
④製品としては優れているが、メーカーの性格からして趣味性は低い
そもそもCB缶を使う器具なので、私は気にしないけどね。

てなところかな。現在の価格は4000円以上するので中華製品のような安い器具とはいえないが、他の日本製の器具よりは廉価だし、価格に見合うだけのものはあると思う。

四輪車で出掛けるときや、二人以上の容量を持つコッヘル等を使うときにはかなり便利であろう。なにしろ私は20年ぐらい使っているのだから。

200607-08 020 - コピー triming





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白鳥和也/自転車文学研究室
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