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探鳥会に行ってきた

4/23の日曜、早く起きたので、思い立って日本野鳥の会静岡支部主催の一般参加可能な探鳥会に参加してきた。

わが家から車で40分ほどの「あさはた緑地公園」が集合会場である。開始時刻の15分ほどまえに到着したら、すでにかなりの人数が集まっていた。

早速名簿に氏名を記入させていただいた。以前にはコロナの関係で電話番号の記入も求められていたのだが、今回はそれはなかった。もっとも皆マスクはしている。

貴重品とペットボトルを入れたデイパックを背負い、キャップを被り、双眼鏡を携えて早速皆と一緒に出発する。気温はやや肌寒い。マウンテンパーカーを着るほどではないが、ウインドブレーカーは欲しいといった感じだ。

五月の連休が近いせいか、公園内はかなりの混雑ぶりで、駐車場もけっこう混んでいた。静岡市内には無料で駐車できるところが少ないのだ。

湿地帯の中を参加者の方々とともに歩く。今回は参加者が多く、40名近く集まっていた。ほとんどの人が双眼鏡を持参していて、望遠レンズの付いたカメラを持っている人も何人かいた。

鳥見の成果そのものはさしたるものではなかったが、倍率の高いフィールドスコープを三脚ごと持って解説してくださったリーダーの方々のおかげで、アオジやカワウ、イソヒヨドリなどを大きく見ることができた。

トンボやゾウムシなどの昆虫についても解説してもらい、あらためてバードウオッチングが生態系の観察と理解に通じることを意識したのであった。

新緑の湿地帯や木立ちの中を2時間以上歩き回り、けっこうな運動にもなった。ふだんそこまで長く歩くことはほとんどない。

正午頃に集合会場に戻ったら、駐車場は満杯で、入口のところに順番を待つ車が何台も停車している様子。子供たちをのびのびと遊ばせることのできる公園は貴重なのである。

亡くなった友人はバードウオッチングにも精通していたようで、こういう集まりにも参加していたのだろうなあと感慨に耽った。

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白鳥和也/自転車文学研究室
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