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静岡市清水区で大規模断水中

2022年9月24日昼頃から、静岡市清水区で大規模な断水が発生している。約5万5000世帯が断水しているらしいのだが、全国ニュースではほとんど報じられていないもようで、ツイッターでは「拡散してほしい」みたいなメッセージが相次いでいる。

きょうはきのうに引き続き給水が行われ、近隣県や市などの協力を得て、給水ポイントを28カ所に増やして行われているようだが、不便であることに変わりはない。

断水の原因となった台風による取水施設等の損壊は規模が大きいらしく、きょうになっても「復旧のめどがたたない」と市はしている。困ったことだ。施設の造り直しみたいなことが必要だとしたら、数週間以上復旧まで日にちがかかるのかもしれない。

農業用灌漑用水の一部は機能しているので、隣に畑のある人や農家は手洗い程度の水は確保できそうだが、飲料水や料理用の水、風呂の水などがないことにはやはり生活は大変だ。

自治体の状況説明もうまくいっているとは言い難く、ネットを見ることのできない高齢者などは同報無線での給水場所の案内も聞き取れたかどうか。そもそも、重い給水ポリタンクなどを持って運ぶことも高齢者には難しいだろう。

断水になっていない市内の葵区や駿河区、近隣の市町村等でも給水用のポリタンクはホームセンター等から売り切れてしまったもようだ。わが家にはきのう給水に使ったキャプテンスタッグの10ℓポリタンクのほか、別の10ℓタンクがキャンピングカーに積んであるが、状況によったらこっちも使わなくてはならないかもしれない。

電気が止まるのも困るが、水道が止まるのも困ったことである。ふだんほとんど意識していないライフラインの重要性をあらためて認識せざるを得ない事態になっている。



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