「どうして先生が全部勝手に決めちゃうの?」うちの子がそう言うんです。
[どうして先生が全部勝手に決めちゃうの?]
夜、仕事していると、うちの虫好きの1年生の次男から電話があった。
「パパ今日いやなことがあったの。あのね、遠足に行ってカマキリを捕まえたんだけど、先生が『生き物を捕まえた人は逃がしてください。』って言ったの。それがすごいいやだったからさぁ、今度の日曜日カマキリを捕まえに田んぼに行ってもいい?」
きくところによると、遠足で虫取りしていたのは次男だけで、山登りの遠足だったらしいけど、下山してからはクラス全員でレクをしなくてはならず、次男は虫取りをしたかったが、レクに参加したらしい。
「どうして先生が全部勝手に決めちゃうんだ。僕はもう学校には行きたくない。」
次男の言葉から考えると、虫取りをしたいという気持ちもあるが、なぜ自分(たち)がすることを一方的に教員に決められなければならないのか。という思いが伺える。
カマキリを逃がし、虫取りをせずレクに参加することを強制させられることについて納得していない次男の顔が目に浮かぶ。
おそらく、次男が小学校に入学して半年ほどたったが、次男にとっては1番嫌な出来事だったろうなぁ。
この一連の出来事を、先生はどのようにみるのだろう。
(もちろん、これは息子からの話であって事実はわからない。)
「ここまできて虫取りするなんてわがままな子」とみるのだろうか。
「ここまできて虫取りするなんて虫が本当に好きな子なんだな」とみるのだろうか。
そんなこんなで、僕はまた、虫取りに出かけることになった…。今度は田んぼか…。毎週虫取り…。
※写真は9月終わりに稲刈りに参加したときのものです。