脇田敬

音楽マネジメント。エンターテック。https://lit.link/wakita 著書…

脇田敬

音楽マネジメント。エンターテック。https://lit.link/wakita 著書「ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務 答えはマネジメント現場にある!」(リットー)http://u0u0.net/YZ71TECHS

最近の記事

日本の音楽に新時代!コーチェラ2024と88rising

https://music-future-conference2.peatix.com/ https://youtu.be/BVFYswwI5DQ 5月12日に、『音楽未来会議』というイベントの2回目をやります。音楽ジャーナリストの柴那典さん、エンターテック・エヴァンジェリストの山口哲一さんと私の3人が、音楽シーンのこれまでとこれからを語るイベント。最終的にこの内容を本にして出版します。 https://music-future-conference2.peatix.co

    • イベント&書籍『音楽未来会議』(柴那典・山口哲一・脇田敬)~音楽の未来のために出来ること~

      2月11日に、トークイベント『音楽未来会議』を行います。 音楽ジャーナリストの柴那典さん、エンターテック・エヴァンジェリストの山口哲一さんと私の3人で音楽の未来を語るイベントです。イベントを年内4回開催し、書籍として出版するという企画です。1回目は2/11、是非ご参加ください! ■イベント企画の経緯と柴那典さん 昨年5月に会社設立した際に記念イベントを行ない、柴さんにゲストで来て頂きました。 柴さんはご存じの通り、『ヒットの崩壊』『平成のヒット』などのベストセラーを書き、

      • デジタル音楽ビジネスNOW!「ショート動画とインスタについて」

        TikTok革命以後の音楽デジマ(音楽デジタルマーケティング)について思う事。 今回は、ショート動画とInstagramについて書いてみます。 ショート動画への注力 ヒットを狙うためには、ショート動画、特にTikTok。 ところが、今までのSNSのようにオフィシャルアカウント頑張ればいいというわけではなく、流行はユーザーが作っている。なので、UGC(User Generated Contents)促進の開発施策に力を入れている。それについてはまた別の機会に。 UGC施策に

        • 2023年を振り返る

          2023年は”音楽デジタルマーケティングの年”でした。 ・2冊目の著書『音楽デジタルマーケティングの教科書』(山口哲一さんと共著)の出版 ・新会社、株式会社LAB(ラボ)の設立 ・「第4期音楽マーケティング・ブートキャンプ」 の3つの目標を達成できたことです。 私が自分の役割と考えている、3つ ・音楽ビジネスの知識を広める ・音楽ビジネス、音楽シーンに直接貢献する ・人材を育成する を務めることが出来た大変幸せな1年だったと思っています。 ご支援、ご協力頂

        日本の音楽に新時代!コーチェラ2024と88rising

          『君たちはどう生きるか』感想(少しネタバレ?)

          『君たちはどう生きるか』気合入れて初日観てきました! 感想としては、「ソーシャル時代に、私的にアップデートした実験作」といった作品だと思いました。 ちょっと違うかもですが、音楽で言うと、過去の代表作を録音し直してリリースするテイラー・スウィフトにも通じます。曲は同じで、完コピなんだけど、テイラー自身が絶対的な主役の立場で録り直しているエネルギー。忙しいのに、何故そんなことをするんだろう?と思いましたが、100%自分自身であり続けることが今の時代に必要なんだというメッセージ

          『君たちはどう生きるか』感想(少しネタバレ?)

          音楽マーケティングブートキャンプ第4期!

          デジマ講座も第4期。7月の開講に向けて受講者募集中!説明会も実施しております。 この講座に繋がっていく、ニューミドルマン養成講座から約10年。デジマ講座も、この先10年もやり続けたいと思います! https://musicmarketing-bootcamp4-ev1.peatix.com/ この業界には新しい人材が必要。 異業種も未経験も受け入れて育成してこそ、既存業界の伝統やノウハウも生かされると思います。デジタル化で、アーティストの個性も数も増えました。リスナーも多

          音楽マーケティングブートキャンプ第4期!

          5/13MBS「よんチャンTV」取材について【大阪音楽大学契約終了問題】

          お騒がせしております、昨年12月、大阪音楽大学から突然契約終了通知問題について5月13日MBS毎日放送でテレビ報道がありました。 YouTubeアップされるとのことで、公開され次第、こちらにもリンクしたいと思います。 MBS様からは早い段階から取材を受けておりました。放送内容は私の言いたい事の全てではないですが、先の新聞報道や国会質問と同様に、社会的公正さに責任を持つ第三者団体から取り上げて頂くことで、多くの人に事実を知ってもらい、大阪音大の問題改善、そして、よりよい社会、教

          5/13MBS「よんチャンTV」取材について【大阪音楽大学契約終了問題】

          【新刊】音楽デジタルマーケティングの教科書~ポストSNS時代のヒットの作り方

          5月22日に、新しい書籍『音楽デジタルマーケティングの教科書 ポストSNS時代のヒットの作り方』が出版されます。 音楽デジマ・ブートキャンプを一緒にやってきました山口哲一さんとの共著です。 タイトル通り、今の時代に音楽ヒット、アーティストブレイクを生むために必須なデジタル分野でのマーケティング(宣伝・販売)について一冊の本にまとめました。 「ポストSNS時代」とタイトルにあります。 TikTokのショート動画革命以降、SNSも動画サイトもサブスクも次のステージへと移行し

          【新刊】音楽デジタルマーケティングの教科書~ポストSNS時代のヒットの作り方

          大阪音大MB問題が国会に!

          4月5日の国会衆議院文科委員会で、立憲民主党の荒井優議員より、大阪音楽大学ミュージックビジネス専攻問題が大臣質問で取り上げられました。遂に国会で大臣質問に上がるとは!この問題の深刻さ、重要さに驚いております。 以下、要旨をまとめます。 中継動画は衆議院のページでアーカイブからご覧いただけますので、是非、ご覧ください。4月5日の9時からの枠です。 www.shugiintv.go.jp 荒井議員は、「私学マネジメント」つまり、私立大学運営が健全に為されているか、といった

          大阪音大MB問題が国会に!

          契約終了の事実と証拠【大阪音楽大学ミュージックビジネス専攻問題】

          先日、大阪音楽大学ミュージックビジネス専攻の教員大量離任の報道がありました。 https://wakita.hateblo.jp/entry/2023/03/31/093602 この問題に関心が集まる中、問題が表面化するきっかけとなった契約終了問題について、現状オープンに出来る事実関係を書いておきます。ファクト、エビデンスが存在する情報としてご参考頂ければと思います。 1月27日のブログで突然の契約終了について、以下のように書いております。 「2022年4月開講した新

          契約終了の事実と証拠【大阪音楽大学ミュージックビジネス専攻問題】

          大阪音楽大学MB専攻問題【3/30読売、朝日、Yahoo!トップに掲載】

          昨年12月10日に、大阪音楽大学から突然の契約終了通知が届きました。合理的な理由なく、来年以降のカリキュラムや予定が話された上での契約終了は違法性が高いと考えています。 3月30日新しい動きがありました。大手新聞社読売新聞より、以下の記事が掲載されました。 www.yomiuri.co.jp この記事は、異常事態を社会に知らしめました。 私と、専攻を立ち上げた山口哲一特任教授の契約終了をきっかけに、21人中14名、なんと2/3の専攻教員が離職したことについての記事です。

          大阪音楽大学MB専攻問題【3/30読売、朝日、Yahoo!トップに掲載】

          大阪音楽大学から突然の契約終了通知【から3か月】

          大阪音楽大学から契約終了通知が届いてから3か月が過ぎました。 私の意見は最初のブログに書いたことと何も変わっておりません。 事実が明らかになり、契約終了が撤回されることを求め訴え続けます。 https://wakita.hateblo.jp/entry/2023/01/27/134523 https://wakita.hateblo.jp/entry/2023/02/14/091332 https://wakita.hateblo.jp/entry/2023/02/19/12

          大阪音楽大学から突然の契約終了通知【から3か月】

          大阪音楽大学から突然の契約終了通知【その後】0219

          1月27日に投稿した記事「大阪音楽大学から突然の契約終了通知。」は、大変多くの方から反響をいただきました。 学生や保護者の方からは、専攻や大学に対して説明を求める声が寄せられています。大学関係者の中でも不安と心配の声が上がっています。 入学を検討される方や教育内容に興味を持つ方が見るであろう大学のHPには、今も、教員陣として、退任予定の私や山口氏、客員教授の音楽、エンタメ、関係企業の方々の名前や写真、実績や、関連記事が載っております。 「指導教員や指導内容は、予告なく変更

          大阪音楽大学から突然の契約終了通知【その後】0219

          大阪音楽大学から突然の契約終了通知。

          昨年の12月10日に、嘱託専任教授として働く大阪音楽大学より配達証明郵便で契約終了通知が届きました。 2022年4月開講した新専攻「ミュージックビジネス専攻」の立ち上げ準備より携わり、専攻での学生指導の中心の一人として、当然、来年以降も継続して勤める前提の話も多くある状況で、事前に何の相談もなく、通知後も理由の説明もない。紙1枚での契約終了。大きなショックを受けました。現状、大学からは、合理的な理由の説明もなく、契約上問題がないとの返答しかありません。 合理的な理由なく、

          大阪音楽大学から突然の契約終了通知。

          2021年年間データで読む日本の音楽ビジネス(BTS/YOASOBI/優里/Ado/Snow Man..)

          日本レコード協会から、最新のデジタル配信の数字が発表されました。2021年の年間データとランキングから音楽シーンを分析します。 また、年間ランキングについては、それぞれ集計方法が違い、一長一短あるので、ビルボード、オリコン、サウンドスキャンに、TikTok、Spotify、YouTubeなども加えて総合的に分析しました。 2020年に加速したデジタル化は、フィジカル売上をキープしたいメーカー事務所の事情も影響し、ややゆるやかに移行しつつある状況が読み取れました。 まずは、業

          2021年年間データで読む日本の音楽ビジネス(BTS/YOASOBI/優里/Ado/Snow Man..)

          音楽ビジネスの10年代を振り返る「スマホ、SNS、サブスク」の時代

          ※はてなで書いた記事ですが、noteにも載せてみます。noteユーザーのみなさまどうぞよろしくお願いします。 あと数日で2019年が終わる。 と同時に2010年代が終わる。 ITやインターネットで激変した20年の表と共に、 この10年について振り返りたいと思う。 ★2010年代は「スマホとSNS、サブスク」の時代。iPhone4の発売は2010年6月。それまでのiPhoneや他のスマホに比べ、格段と使いやすくなり本格的なスマホ時代の到来となる。 YouTubeでは、201

          音楽ビジネスの10年代を振り返る「スマホ、SNS、サブスク」の時代