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No.4 教育現場のデジタル化推進について

『ひとづくり』vol.2 GIGAスクール構想とPTA活動のデジタル化推進

【GIGAスクール構想って何?】
一言で言えば、

『児童生徒一人一台の端末機を貸与すると共に高速通信環境を整備し、AI時代を生きる力を育む教育の充実を推進すること』でしょうか。

端末が普段使いの文房具として、学校教育現場にスムーズに浸透して欲しいものです。↓奈良市教育委員会作成の動画が参考になります。

文科省のGIGAスクール構想推進によって、2020年度全国的に小中学生へのタブレット端末機等が配備されています。

 対馬市では、4年前に中学生一人一台のタブレット端末機配備が完了しています。また、複式学級がある小学校が大半を占めるため、一方の学年に教師が指導している際に、もう一方の学年も効率よく授業ができるように複式学級のある全小学校に電子黒板の導入を働きかけて、配備されました。

 議員時代の一般質問で、『ICT教育の充実に向けた取り組み』を質した際、教育長の答弁は「(ICT機器の導入は)国の示す基準水準達成を目指す」という消極的な答弁に止まり、がっかりしたことがありましたが、その後答弁内容から、積極展開へ転じられた対馬市教育委員会に敬意と感謝の意を表します。

 さて、『AI時代を生きる力を育む教育』と上述しました。近未来にAIが人間の職を奪うっ時代(シンギュラリティ)が到来するとも言われています。島内の雇用では、漁業と並んで就業者が多い土木作業員は、AIの普及により、いずれ大幅な減員が避けられなくなると思われます。

どうすれば、島のこどもたちが、島内に残って生活していけるか?島外に出ても職に就けるか?こうしたことを考える責任が、島の政治家や教育関係者にはあると私は思います。


AI時代に対応する教育にご興味を持たれた方には、文科省MEXT広報戦略アドバイザーを務めていらした寺西隆行さんお薦めの本を私もお薦め致します。
「AI時代を生きるこどもたちの資質と能力」(赤司侃著)書評↓↓↓


 ところで、GIGAスクール構想とPTA活動のデジタル化推進は一体何の関係があるのかと思っていらっしゃる読者もいると思います。

学校現場では今、先生方が子どもと向き合う時間や教材研究時間をいかに確保していくかが、最大の課題となっているとも言われています。そのためには、それ以外の業務においてもデジタル化を進めていくことが大いに求められているのです。

【こんなの探していました】
 私は、新聞折り込みした政策チラシで、「教育現場をめぐる業務を見直し、教職員と保護者の負担を減らします。」と述べましたが、レジ袋有料化に関する講演会等で大変お世話になっている #原田禎夫 先生のFacebookにまさにこれに通じる投稿を発見しました。
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以下、原田先生の投稿をシェア
 一昨年まで会長をさせてもらっていた母校のPTAで取り組んできたことが、大阪府のPTAとNTT西日本の共同事業になってる!「紙」に頼ることがどれだけ馬鹿げたことか、こんなふうにはっきり指摘されるとは痛快。PTAもDXですな。
#リモートPTA
#デジタル化で教職員と保護者の負担軽減

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 その他、例えばLINEを活用した連絡等を取り入れるだけでも、先生方のご負担をかなり軽くでき、GIGAスクール構想に対応する教職員のスキルアップを図る時間に充てることも可能となるでしょう。

同時に保護者の方々も手間のかかる手書き作業や、大量の紙による学校からの連絡事項の管理から解放されます。

各家庭においても、お子様と関われる時間が少しでも増やせるのではないでしょうか?

脇本ひろき選挙チラシ(議員候補)_page-0002







 

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