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今年は能楽へ

 今年は前々から行こうと思っていた能楽にようやく足を運ぶようになりました。お能の持つ独特の時間軸などには感覚的に影響を受けていたつもりではありましたが、映像で見ることはあっても、実際に行くということはそれまでありませんでした(ちなみに「お能」という言い方は作曲家の故・湯浅譲二さんが自分が大学院のときのゼミでおっしゃっていたものです。湯浅さんの作品には「葵上」という野村万作さんとの電子音楽作品があります)。
7月の納涼能は14時から17時半過ぎという長いものでしたが、入門編として、とても良かったように思います。

お笑い部門の狂言も面白く、先日も野村萬斎さんの行ってまいりました(その日ご子息も出演していましたが、納涼能で万作さんの狂言も拝見しましたので、今年で三代観ることができました。万作さんはなんと93歳だそうです)。なかなか狂言だけの催しは意外となかったり、あっても近辺ではないということはありましたので、今回は貴重な機会でした。

 自分の近況ですが、11月4日に赤坂のMZES東京で行われるHIDE×HIDE三尺秀水〜日天〜にピアノ演奏で参加する他、来月11/9に「Quiet Shore」というアルバムをリリースいたします(配信のみ)。アンビエント感のあるサウンドに仕上げたピアノソロ曲を全8曲収録しました。
お聴きいただければ幸いです。

こちらは、短いですが「Quiet Shore」のトレーラーです。


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