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環境問題を考える廃棄物アートの公募、COIL Upcycle Art Contestの存在意義(1.現代アートと思考のきっかけ編)
今回は、今年第2回目を迎えたCOIL Upcycle Art Contest(以下、CUAC)が持つ存在意義についての紹介を書いてみようと思います。共感してくださった方はいいね♡お願いします。 廃棄物アートの公募は未来の“Improbable(起こりそうもないこと)”が生まれるきっかけ 廃棄物を使った現代アートの公募を企画するきっかけとなったのは、今人類が直面している、「環境課題の解決が難しいことにより感じる未来への絶望感」という課題の存在。 いつ実現されるか分からない
競艇場で廃棄物アート展!?サステナブルな世界観を鑑賞する『見て・触れて・聴く』アート作品展を徳山SGグランドチャンピオンにて開催しました。
展示会では、廃棄物からできた「触わってOK」なアートなど計12作品の展示と、「アートをハックする」をコンセプトとしたアート制作体験を実施。会場には、家族連れだけでなく、競艇を観覧しに来た大人の方々の姿も。 『サステナブルを、もっとクリエイティブに。』をコンセプトとする廃棄物アートの公募展COIL Upcycle Art Contestは、山口県周南市の徳山ボートで開催された「33rd SGグランドチャンピオン」にて、巡回展「廃棄物に『見て・触れて・聴いてみると、新たな価値が
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環境問題を考える廃棄物アートの公募、COIL Upcycle Art Contestの存在意義(2.廃棄物課題の現実と向き合う)
廃棄物管理の本質を考えてみる。 廃棄物管理の視点で見ると、日本はゴミ削減と3R導入を越え、循環型経済の構築という段階に立っている。埋め立てや焼却などの直接的な廃棄物管理に関する課題は主に途上国に該当し、先進国は世界を先導する立場として、いわば未来のためのしくみ構築をしなければならないのである、 私たちが1度は聞いたことがある言葉、3R。 3R(抑制・再利用・再資源化)という言葉は、90年代生まれの私にとっては義務教育時代から学んできたのでよく知っているつもりだ。 その