家族でハウステンボスに行く
昨日一昨日の一泊二日で家族でハウステンボスに出かけてきた。
福岡県民であるにもかかわらず、出来た当初に一回か二回足を運んだきりで、これまでほとんど縁がなかったことを後悔させるのに十分なほど楽しい施設だった。
その楽しさは、一番にヨーロッパの街並みや建物を彷彿とさせる見事な再現性にあるのだが、それが表面だけを真似たものだとがっかりさせない徹底ぶりが素晴らしかった。足裏に感じる石畳や塔の鐘の音はまさにヨーロッパのそれで、宿泊したホテルヨーロッパの部屋の装飾やドアのぶまで、ドイツ滞在中に見たものそのものばかりで構成されていたのには心底驚かされた。これなら、長崎に現れたオランダの街を自称してなんら恥じるところはない。
クリスマスが近いこともあり、イベントや演出がクリスマス一色だったというのも気分を盛り上げたが、それが過剰すぎないというところも良く、美術館や展望台、カナルクルーズといった落ち着いたエリアで楽しむものに関しては、ゆったりと見て回れる雰囲気が用意されていたのにも感銘を受けた。大人も子供も、皆が楽しめるような思考が凝らされていたのが印象的だった。
歌劇を鑑賞したい者は劇場へ、アコースティックコンサートに耳を傾けたい者はホテルのアフタヌーンティーエリアへというのも素敵だった。
この二日間で体験したことの全てをここに書き切れないのが残念だが、行く時期と共に行く人によってもさまざまな顔を見せてくれるだろうハウステンボスは、お勧めの総合レジャー施設であることは間違いない。
とても楽しい、大変充実した二日間だった。