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ユニクロ、栁井社長の挨拶が良かった。

ユニクロ(ファーストリテイリング)の創業者である栁井正氏が新入社員に語った言葉が素晴らしかったので自分なりに、まとめてみました。

どんな人にも役立つヒントが詰まっていると思いますが、お寺に当てはめると、ユニクロ=宗派や仏教、店舗=各寺院、店長=住職でしょうかね。


〇学生と社会人の違い

金を払って教育を受ける、と、自立して生活する。

社会からの恩恵を受ける、と、社会に貢献する。の違い。

〇仕事の基本を身に着ける

知っていることと出来ることは全く違う。

将来、人に教える=自分が全てマスターしている状態でなければ話にならない。

評価の基準は自分達になく、お客様の側にある。

〇原点は現場(店舗)

時代にあったものは何か、結果を検証し、修正を繰り返す。

笑顔の訓練をする(笑顔がなければ歓迎を示せない)、目と目を合わせる。

基本が出来てはじめて尊重される。本気で向き合っていれば周囲は協力する。

相手の役に立つこと。お客様、店の仲間、周辺の店舗など、その人達のために何が出来るのか常に考える。

店舗の仕事は一見単純で何故こんな繰り返しをしなければならないかと考えるが、それは間違い。店舗の仕事は常に相手のメリットを考えるクセをつけることが出来る。

日々の店舗仕事を軽視して日の当たる場所にばかり出ていくと絶対に成長はしない。

集団ではなく互いが役立つチームのもとで仕事をする。

ユニクロは各店舗が最大のメディア。本部が販売する訳ではない。店舗やスタッフがどう仕事に取り組んでいるかが重要。

皆に信頼されること。いつの日か、あなたが店舗を離れるとき、ずっといて欲しい、辞めないで欲しいと思ってもらえる人材になれているのかを考えて行動する。

〇自身の行い

大手スーパーに就職。長続きせず、すぐ辞めて実家を継ぐ。間違った考えで生意気に仕事をして、ほとんどの社員がついてこず辞めてしまう。そこから、品出し、接客、店の掃除、経理、財務、マーケテイング、全部自分でやらなければならなかったことが原点。お客様はどうしたら喜んでくれるのか、なぜこれは売れるのか、売れないのか。すべては店舗の経営に詰まっている。

〇まとめ

大切なことは謙虚であること。自分は何も知らないということを忘れてはならない。

自分の発言の2倍人の意見を聞くこと。

毎日の基本が出来ていない人は通用しない。

自分の言葉を持たない人も通用しない。

私たちユニクロのファンを増やすことを第一に考える。

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