恐怖体験@団地
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小学生3年生くらいの頃、団地に住む友達の家で
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. (夕食の準備してるし暗くなるからそろそろ家に帰らないとなぁ、、)
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と思いながらもダラダラと友達とファミコンを続けていると、
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突然、顔面が真っ白な若者が部屋の中に土足で入ってきた。友達も驚いた表情をしている。え、誰?
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部屋の中の空気は一瞬で凍りつき、その血の気の一切ない真っ白な顔をした若者(20歳前後かもっと若かったような)は部屋の中の天井のほうを苦しそうな表情で眺めていた。ぼくやその友達に気付いてないのか、興味がないのか、まるで気にしていない様子だ。呼吸が荒かったような記憶がある。子供でもわかるくらい、とにかく切羽詰まった気配が伝わってきた。え、なに?誰?なんなのこの人。
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その、異常な事態に気付いた大人(確かその家のお父さん)が慌てて
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「なんだお前ー!!!誰だ!!」
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と、怒鳴ると何も言わずに玄関から去って行った。現れてから去るまで5分もなかったと思う。
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ぼくらは起こった事態を飲み込めず、ただ玄関の方を呆然と見つめるだけだった。
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あれって一体なんだったんだろうか?
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