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虫刺されの時にはね… 423
久しぶりにバンキーをくっつけたままこのnoteを書いている。
バンキーって何?の方も多いと思うけれど、いわゆる「吸い玉」のこと。
スポーツ選手の首元や背中に赤や紫の丸い形が並んでいるのを見たことがある方もいるかもしれない。
あの丸い形をつけることになった行為「吸い玉=バンキー」には浄血作用をはじめ色々…色々体にいいことがあるらしい…ってほんまこういう説明下手で申し訳ない。
整体みたいなところでしてもらえる所があるのかな?アジア圏では多いのかな?くらいの知識しかないのだけれど、数年前、ひょんなことから我が家にバンキーセットがやってきて以来のお付き合いである。
とはいっても、ガラスのカップの本格的なものではなくて、気楽なプラスチックカップのものを使っているのだけれど。
我が家に来た当初は、わたしも健康向上のために使ってはいたものの、とある方面から「体のエネルギー層を痛める可能性がある」なんてことを聞いて以来グッと登場回数が減っていた。
だけど、どうしても「あるタイミング」には今でもこのバンキーを置いて右に出るものはいないほど活躍してくれている。
そのタイミングとは…そう!虫に刺された時っ!
蚊やダニ・ノミなんかの虫刺されにはもちろん大活躍で、いつまでも長引くような痒みが一度グイッとバンキーで吸うと途端におさまるので本当に重宝している。
実は今まさにその理由でわたしのふくらはぎあたりに小さなカップが吸いついているのだけれど…。
でも…使っているといつも思う「針とか残ってる方が『吸った感』分かっていいかも…」と。
いわゆる「モノ」がはっきり出てくれた方が終わりのタイミングがわかりやすいというか…ね。
虫刺されだと、出てくる浸出液(リンパ液?)みたいな透明な液から血に変わってきたらOKみたいにザックリしていて、正直ゴールの決め所がいつも「…まいっか」みたいな感じになってかゆみはおさまれど、心のスッキリ感がちょっと削がれるのだ。
ブヨとかハチとか…って贅沢な悩みというか「何言ってんだ?」「軽く済んで良かったじゃないの」って話だし、そもそも若干本来の使い方とはズレている…いるけれど…いいのだ。
大活躍でわたし達を快適に導いてくれるんだから!
バンキーの効能のひとつに「虫刺されなどのかゆみからの解放」もしくは「やわらげます」みたいなことが最後の方に並んでいてもいいじゃないか!くらいには思っている。
最近、災害への備えを呼びかけるTweetに「こういうの防災グッズに入ってるといいよ」というアイテムを投稿しているものがあって。
色々なグッズが「なるほど」な理由で挙げられていたのだけれど、その中に目を引くものが…それは
ペットを飼っている人ならおなじみの「シリンジ」。
いわゆる空の注射器なのだけど、それを入れておくとペットにもいいけれど人間にも役立つ時があると。
それはどんな時かというと…虫に刺された時!
虫に刺された時に先の方を切り落としたら、すぐ毒を吸い出せる=ポイズンリムーバーの代わりになると言うではないの!
そう、随分前にポイズンリムーバーを探していたことがあったのだけど、その時話題の品だったからか軒並み「品切れ」表示で結局買えずじまいのまま今まで来ていた。
でも、図らずも現在シリンジはおろか、もはやポイズンリムーバーと同等、もしくはそれを超えるものをすでに持っているってことじゃないのっ!なんて勝手にホクホクうれしくなったのは言うまでもない…。
で、わたしのふくらはぎはどうなったかとバンキーを外してみると…
しっかり丸い型が残ってはいるものの、ちゃんとかゆみはなくなっていた。
…今回もありがとう、バンキー。
こんな日常からもしもの時まで、「対処法」や「次の手」を持っているって本当に心強いってことだな…と改めて思う夏の夜だった。