手紙 2023年5月24日
お元気ですか。最近、あなたの現実では何が起こったでしょうか。何かに怒ったり、泣いたり、笑ったり、あなたは何をしたでしょうか。もしかしたら、あなたは、私に向けて手紙を書いたかもしれない。まだ、僕は、あなたからの手紙を読めてません。いずれよむことになるでしょう。
ちなみに僕は元気です。落ちこんではいません。昨日は、雨が降っていました。運動公園の駐車場に車を停めて、狭い車内で、シフォンケーキを、好きな人と一緒に食べました。そのときの、フロントガラス越しの曇り空と木々。あの風景は、強烈に印象に残っています。どんな名画よりも素晴らしい景色でした。素晴らしい景色を見つけられるくらいには、僕は元気です。
僕は元気です。僕は、あなたにそれだけを伝えたい。朝起きて、好きな人のことを考えて、今日は本が読みたいなと思う。僕は、元気です。あなたは元気ですか?朝起きて、何を考え、何を思いますか?あなたは、あなたが起きたときの姿を見たことがありますか?
起きたてのあなたの姿を見ているのは、あのカーテンと、そのカーテンにさえぎられる太陽の光です。きっとそうです。僕は今までそのことに気づいていませんでした。だから、明日から僕は、カーテンと太陽の光に、おはようを言うようにします。ぜひあなたも、言ってみてください。
朝起きて、僕らは新たな夢をみる。もちろん、見れない日もあります。毎日同じ夢をみる日もあります。それでも、僕らは、朝起きて夢をみる。夢に小さいとか大きいとか、幼稚だとか立派だとか、そんなのはありません。あなたは、あなたの夢をみてしまいます。それを見つづけるかどうかを決めるのはあなた自身です。
夢をみないことは、悪いことではありません。あなたが疲れて眠っているときに、夢をみないように、夢をみることは疲れます。だから、疲れているときは、夢をみずにゆっくり頭を休ませてください。夢をみることは現実逃避ではないので、無理に夢をみることは避けてください。
僕は元気なので、夢をみています。あなたも元気なときに夢をみてください。もし夢をみたときは、日が沈み、カーテンを閉めるとき、カーテンと太陽に報告してみたらどうでしょう。あなたが夢をみはじめているとき、そんなあなたの様子を見ているのは、カーテンと太陽なので、あなたがどんな夢をみたのか、一番気になっているのは、彼らのはずですから。
では、また手紙を書きます。お元気で。
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