ここ最近のバイトとか、そういう

ぬっ、とかぽっ、とかいう間に週は終わるくせに給料日はいつでも遠い。金はないけども、ないとは言っても手をつけてはいけない金ならなかなかある。手をつけたくてもつける金がなかった時代に比べれば大きな進歩であるなあ、とガガーリンが云った。ガガーリンは地球は青かったの人だっけ?アームストロング?アームストロングってだれ?

一般には端金なんだろうけど、銀行に5千円もあればこんなに嬉しいことはない、とアムロが教えてくれた。今は数万円はあるだろうか。頭がくらくらするほどの大金。
なぜ俺はこれほどまでに金を持っているのか、俺は気になって俺自身に問うた。バイトをもう半年も続けているからだよなあ。バイトを半年も続けているなんて、なんて偉い、尊ぶべき存在なんだろうか俺は。
しかし今までやったバイトは大抵半年も経てばバックレているから、今度はそんなことをしちゃダメよと自らの心に楔を打つ必要があるので、打った。
しかし現在のバイト先であるラブホテルは、仕事内容に大した不満はないのだけど、毎度仕事の始まりと終わりに"朝礼"があって(朝でも昼でも夜でも"朝礼")そこで接客7大用語とかいうのを唱和する。よく覚えてないけどいらっしゃいませとか申し訳ございませんとかそういうの。これがクソキショい。そもそも僕の仕事は清掃なので接客の機会がそもそもないのだけど、この手の昭和くせえカビ臭いとりあえずやっとけ的儀式がめんどくさすぎる。
物は試しと先週の朝礼時、自分が当番で接客7大用語を他のバイト共に復唱させる日に、勝手におつかれさまです〜と言って帰ろうとしてみたところ「若浦くん!若浦くん!ちょっと!」と呼び止められてしまった。僕は怒られる気がして走って逃げた。次の出勤時何事もなかったような顔をして行ったところ何も言われなかったけども、怒られるのはめんどくさくて怖くて嫌だし、仕事がなくなってまた面接とかするのもめんどくさい。お金がなくなるのもめんどくさい。でも朝礼もめんどくさい。
そのうちめんどくさバトルトーナメントを脳内で開催して、栄冠を勝ち取っためんどくささを優先的に扱うつもりです。

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