ペンネームで売上が変わる。
なろう作家さんは個性的なペンネームをつけている方が多いですが、変換できないペンネームや、検索で出ないペンネームはやめたほうがいいです。
私のわかつきひかるというペンネームは、当時の担当者がつけてくれました。「君のつけたペンネーム、演歌歌手みたいだよ。ペンネームで売上が変わるんだよ。読者さんは表紙を見て買うか買わないか決めるんだ。表紙にはタイトルとペンネームとイラストしかないからね。ポルノ小説は、男か女かわからないほうがいいんだよね。こっちでペンネームつけておくよ」
そこでわかつきひかるになったのですが、50音で並べたときにいちばん最後に来て目立つし、若い月が光るなんて、いいペンネームだと思っています。
ペンネームで売上が変わるというのは、これは本当です。変換できないペンネームや、検索で出て来ないペンネームはネット書店で購入して貰えません。電子書籍も売れませんし、書店員さんが発注を掛けることもできません。
今の編集者は、ペンネームは作者自身だから変えさせないと考える人も多いです。それも正しい考え方です。ですが、売れないと困るのは作家さん本人ですので、読みやすくわかりやすい、誤読しないペンネームをつけるほうがいいですよ。
YouTubeでも話しています。五分ほどの短い動画なので見てくださいね。画像をクリックすると、YouTubeに飛びますよ。
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