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ポルノ小説の読者さんは、言語優位者の男性です。
ポルノ小説の読者さんは、なぜポルノ小説を読むのでしょうか?
エロコンテンツはたくさんあります。AVを借りてもいいし、エロ漫画だってある。エロゲもある。無料でエロ画像を見ることだってできる。
なのに、読者さんは高いお金を出して、文字だらけのポルノ小説を買って読んでくださいます。
ポルノ小説でしか味わえない読書体験があるからです。
心理学で認知特性というのがあるのですが、人間には、音を聴くとドレミで聞こえてきて、すぐさま楽器で再現することの出来る人がいます。いわゆる絶対音感の持ち主ですね(聴覚優位者)、本や風景を一瞬で覚えてしまえる暗記力の高い人がいます。カメラのシャッターを切るように脳裏に焼き付けるから、カメラアイというそうです(視覚優位者)。さらにもうひとつ、読んだ文章を、映像として思い浮かべることができる人がいます(言語優位者)。
ポルノ小説を楽しんでくださる読者さんは言語優位者。それも、読解力のレベルが極めて高い人です。
読解力に秀でた人は、文章という記号を読むことで、頭の中に映像が映画のように流れだし、ヒロインの声を聞き、匂いや体温や肌触りや密着感や、甘酸っぱいキスの味まで、体感することができるのです。
目が入る情報は、それが全てです。AVを観たとき、AV女優が好みかどうかで、興奮度が変わります。かわいいけど声が好きじゃないなと思うときも、興奮度が下がるでしょう。
ですが、読解力に秀でた人は、文章が目に入った瞬間に、自分の好みの女性を思い浮かべ、好みの声を聞きながら小説を読むことができます。自分が主人公になって、映画の中に入って体験することができるのです。言語優位者にとって、ポルノ小説を読むことは、IMAXよりも刺激的な疑似体験なのです。
言語優位者は、偏差値が高い場合が多いそうです。日本の教育は、言語優位者が有利なシステムになっているからです。頭の良い男性だけが、ポルノ小説を楽しむことができるのです。
ポイントのおさらい
1.ポルノ小説の読者さんは言語優位者であり、読解力に優れている。
2.頭の良い知的な男性でないと、ポルノ小説を楽しむことができない。
(私はAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。)
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